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おしゃれは自分のためではない

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以前、知り合いの女性が、「日本はやっぱりいい国だよね」と話をしていたのを思い出しました。
………私もそう思います。
ふと立ち寄った本屋で、こんな新書を見つけました。
櫻井よしこさんの「日本人の美徳〜誇りのある日本人になろう」(宝島社新書)です。
日本人が忘れかけていたことをそっと気づかせてくれる、そんな優しさのある本でした。
帯にはこう書かれています。
・親は子供をきちんと叱る
・家族一緒に食事をする
・弱い者を守る
・先生は友達ではない
・家族の最期は看取る
そして
・おしゃれは自分のためではない
です。
櫻井よしこさんが大切にされてきた生き方のエッセンスがたっぷり込められている良書です。
帯の色は心優しくなれる桃色。手にした瞬間に、タイトルと内容をイメージさせてくれました。ふんわりとした桃色が、その日1日頑張った肩の力をすっと抜けさせてくれました。
日本は今、多くの問題を抱えています。だからこそ大切なこと、必要なことをしっかり身につける必要があるのかなと、改めて考えさせられた1冊でした。
ちなみに今日は、麻布十番にて映画プロデューサーをしている友人に今私が考えているプロジェクトについて相談に乗ってもらってきました。私が1話すと10返してくれる、そんな優秀な方で、ずっとモヤモヤとしていた頭の中をあっという間にクリーンにしてくれました(Mさん、ありがとう)。
考えてみると私の周りには本当に優秀な人ばかりです。
一人でもがく私にいつも色んなところから皆さん手を差し伸べてくださる。
本当に感謝です。
こんなにも長い時間この仕事についてきましたが、信頼できる仲間がいるからこそ、今の自分があるんだな、って思います。
まだまだこれからですね。
もっとしっかり自分をもって、お世話になった人たちに恩返しをしていけるような人になっていきたい、そう思っています。
ということで、この日は打ち合わせのあと十番のスタバで熟読。
とてもゆったりとした、それでいて自分にとって大変深い1日でした。
読書の秋ではなく、読書の夏と言ってもいいくらい、今色んな本を読んでいます。これまで読めていなかったものを一気に読み漁っている感じです。^^
電子書籍が普及している今ですが、やはり紙はいいな〜って思います。
私もいい本が作れるように頑張りたいなって思います。