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自分探しとは?

「自分探し」これは容易いことではありません。
・いったい自分は何がしたくて、どうあることが幸せなの?
・この仕事で本当にいいの?
・本当に今の生活で満足してるのかな。
・もっと別のことができるんじゃないかな。
・何か足りない気がする
こういった自身への問いかけを頻繁にしている方、結構多いのではありませんか?
実は私も昔はよく自分探しをしていました。それもネガティブ志向に走ってしまうような暗~い自分探し(笑)。他人と比較してみたり、自分はどうして駄目なんだろう・・・と責めてみたり。とことん落ち込み、自分をダメ子にしてしまう・・・もう負のスパイラルにどっぷりつかっていましたね。
でも歳を重ねるうちに考え方がマイナスからプラスへと移行していきました。
自ら良しと思って行っていた”自分探し”に、大きな間違いがあることに気づいたからです。
最近ではコーチングや、自己啓発セミナーなど、大変人気がありますが、一歩間違えると、昔私が経験した、”負のスパイラル”へと迷い込んでしまいます。
人に意見をしてもらうことで満足してしまう、でも結局は何の解決にもなっていない。人に習ったりすることはあくまで”きっかけ”であり、”ゴール”ではありません。
何らかの考えるチャンスをもらったら、今度は自分なりの方法を見つけ、そして自身でそれを実行に移す、これができて初めて自分磨きに一歩踏み出したことになるように思います。
私もコンサルティングのプログラムの中で、自分を見つめるという作業(パーソナルイメージコンサルティング)を取り入れていますが、それはあくまで自分の癖や自分の個性を見つけるための一環にすぎません。自分のことを責めたり、否定したりすることが目的ではありません。
本来自分自身が持っている魅力を最大限に引き出し、客観的に自分を見つけていくことで初めて自分らしさを表現することができるようになるのです。
つまり自分の嫌なところも、素敵なところも、「全て」受け入れてあげる、これが自分探しをする上でまず始めにすることではないかと私は考えます。昔の私は、この全てを受け入れることが上手く出来ていませんでした。
・他人と比較しない
・自分は自分と言い聞かせる
・自分を大好きになる
・駄目だと思うことこそ他の人にない”自分らしさ=個性”だと認識する
・良いところは今以上にもっと磨く
一見普通のことでありますが、これが案外難しいことだったりします。
もしかしたら、全てを受け入れることで良いのだ、と納得できるようになるまでが実は一番険しい道のりなのかもしれません。
私は今、自分のことが大好きになれました。ですがここまでくるのにものすごく時間を費やしたように思います。でも、自分を好きになれると、些細な自分磨きも楽しくなり、そして何より、外見だけでなく内面からも自然と綺麗なオーラが出始めてくるのがわかります。
私は仕事も、そしてプライベートも、楽しくなければ何の意味もないと思っています。いつどこにいても幸せな気持ちになれること、それが一番だと思っています。
ここで忠告!
幸せというのは、素敵なパートナーがいたりすることだけが幸せではありませんよ。^^
今生きている、季節を肌で感じられる、これが幸せの証。
自分探しというのは、自分を追い込むことではありません。
自分らしさというのは、綺麗なことだけではありません。
今よりも輝きをまし、そして自分らしい自分に出会えるために、これからも「色」を通して皆さんのお手伝いをしていければと思っています。