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出会い

こういう仕事をしていると、思わぬところで色んな方との出会いがあります。
先日もホテルのカフェでお客様と待ち合わせしていた時のこと、偶然にもいつもお世話になっているライターさんMさんとバッタリ!そして同席されていた出版社の方とも名刺交換をさせていただきました。
私のお約束のお相手がまだいらしてなかったもので、そこで5分ほどお喋りがスタート。お互いに簡単な自己紹介を交わした後、先方から次のような質問をされました。
「私の名刺の色はどうでしょうか?」と。
頂いた名刺は淡すぎず、強すぎずといったライラック色。
そうですね、紫水晶のようなとても綺麗な色です。
私はこう答えました。
「もともと紫は赤と青とを混ぜてできます。赤は情熱的で積極的な色。それに対して青は冷静でスマートな色。紫はそんな2つの相反する色の意味を両方持ち合わせている魅惑的な色です。さらたにこの名刺の色には白がたっぷり入っているので、堅いというよりやわらかい印象があります。スマートであり女性的、どことなく神秘的な意味を持ち合わせるそんな美しい色ですね。」と(実際にはもう少し簡略してお話したと思いますが・・・)。
その美しい名刺のお陰で、来週そのお方とお会いする機会を頂きました。今からとっても楽しみです。
ちなみに紫色を好む人には芸術家やクリエイターの方に多いといいます。この意味もなんだかあっているように思います。そういえば私の名刺の色にも紫が使われていました。
「色」はファッションやインテリア、テーブルを美しく見せてくれるだけでなく、時には人と人とを魅きつけてしまう、そんな強い力があるのかもしれません。
皆さんも色を通して、素敵な出会いがあるといいですね。
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