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ハロウィン

さて皆さん、街中にちらほらとオレンジ色と黒のお菓子やグッズが登場し始めているのにお気づきでしょうか?そうです、アメリカで大人気のイベントの1つ”ハロウィン”がやってきます。ただ残念なことに日本ではハロウィンをもじったグッズだけが一人歩きし、本格的なイベントというのはあまりお目にかかれないのが現実ですが。
ところでこのハロウィン、名前は聞いたことあるけど、一体どういったものなのか皆さんご存知ですか?さっぱり?という方、結構いるのではありませんか?
本来ハロウィンとはもともと2000年以上も前のケルト人の宗教的行事で、秋の収穫を祝い、亡くなった家族や友人らを尊び偲ぶ日だったそうです。そして後にこの行事がキリスト教にも取り入れられ、今に至るというったようです。日本でいうとお盆をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
そして欧米ではハロウィンにちなんで、いろんな催し物が行われます。ショッピングモールなどでも、仮装した店員が子供達におかしを配ったりと、大人も一緒になって楽しむ行事となっています。学校や会社にも、仮装して来る人がたくさんいて、そのためにずいぶん前から準備もしているそうです。
日本ではまだまだ馴染みの薄いハロウィンですが、最近テーマパークなどでハロウィンにちなんだイベントが行われるようになってきています。当日は仮装して遊びに行くと入場料が割引になったり無料になったりと、いろいろ特典もあるようです。もし、皆さんのお近くにもハロウィンに関するイベントを開催している所がありましたら、是非参加してみてはいかがですか?大人も子供も一緒になって楽しめること間違いなしです。
仮装したり、キャンディを配ったりと日本ではなかなか実現できる機会がもてないので、私は毎年難しく考えず、ハロウィンは「かぼちゃ」をテーマに盛り上がっちゃおう!と単純に考えています。
ね、これだったら気軽に楽しめるでしょう?
日本でもお正月、ひな祭り、クリスマス、バレンタインといったイベントが年間にいくつかありますが、なんせ私はこのハロウィンが大好き!うちの人には”いったい何が面白いの?”と毎回不思議がられますが、自分でも良くわかりません(笑)。恐らく、大好きな食材「かぼちゃ」が、年に1回だけ主役になれる日だからかな・・・とも思ったり。
ちなみに私はイベントの日は特に仮装をしたりキャンディを配り歩くわけでもなく、ただ当日には、「かぼちゃ」をふんだんに使った料理やお菓子を気が済むまで作り(笑)、家族で嗜むということをするぐらい。
さてここでちょっとブレイク。
「かぼちゃ」といっても色々種類はあります。最もポピュラーなものはえびすかぼちゃですが、そのほかに表面がしわしわのちりめんかぼちゃ、瓢箪型で京料理に使う鹿ヶ谷かぼちゃ、帽子のような形でパイに使う帽子かぼちゃ、などがあります。アメリカのハロウィンで使うかぼちゃは「ジャイアント・パンプキン」と呼ばれるもので、表皮がオレンジ色。大きなものは直径1m以上にまで育ちます。日本のえびすかぼちゃでは、中をくりぬいて頭にかぶる訳にはいかないですねよね~(笑)。
というわけで、皆さんも是非色んなスタイルでハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか?1つの食材をその日のイベントの主役に迎え、「オレンジ×黒」をテーマに、テーブルを飾ってみたり、ファッションのコーディネートにしてみたり。
難しく考えず、日頃の生活に感謝する気持ちを伝えあったり、感じあったり、そんな普通そうで照れくさかったりするようなことをテーマに掲げていっても楽しいですよね。いつも自分の気持ちを素直に言葉にできない人は、是非中身をくり抜いたかぼちゃをかぶり、伝えたい相手に向かってストレートな気持ちを叫んでみるのはどうでしょうか?え?恥ずかしい?でもやってみる価値はあるかもしれませんよ~。