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2つの記念すべき日

今日11月22日は結婚記念日。何だかんだでもう10年です。
ということで毎年各国の料理を食べに行くことが恒例になってしまっている私達は、今年はやっぱりトルコ料理に。トルコに行く前は、今回ミシュランにで☆を獲得した店でもある「うかい亭」を予約していたのですが、二人してどうしてもトルコ料理が恋しくなり、急遽変更して、しかもオシャレなというよりかはまさにトルコの食堂といった庶民的なところをセレクトしました。
でもお店は満席で、サービスのトルコ人の人も親切かつカッコよく(うふふ)、とっても楽しい空間を過ごすことができました。普段あまりお酒を飲まない私も、トルコビール“EFES(エフェス)”が口にあってしまい、かなり飲みました。お陰で店を出るときにはフラフラ。皆さんも機会があったら是非飲んでみてくださいね!女性には合うと思いますよ。
s-10037857349_s.jpg そんなわけで日本に戻ってきてからも、トルコの余韻に浸る私七江でありました。
そして今日2007年11月22日はもう1つの記念すべき日。
そうです。ミシュランより、ついに「ミシュランガイド東京2008」が発行された日。
s-chn11_rpt1018_couv_tokyo.jpg ありそうでなかった東京版。東京は、パリやニューヨークよりも遥かに多く、世界で最も多くの星が輝く街に選ばれたのです。私も新宿伊国屋書店に立ち寄り、早速購入。手にしたときは、なんだかじ~んときましたね。星の重さを感じました。
英語と日本語の二ヶ国語版が発行されているこのガイド。掲載されているレストラン全てに、星がついているから驚きです。初のセレクション挙がったのは、☆☆☆が8軒、☆☆が25軒、☆が117軒、累計で191の星が輝くことになった東京は、世界で最も星つきレストランの多い“美食の都”となったわけです。
一つ星:そのカテゴリーで特に美味しい料理
二つ星:遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
三つ星:そのために旅行する価値がある卓越した料理
星の意味を改めてみてみると、料理は本当に奥が深いなと思いますね。そしてこの星の評価基準は、ミシュランガイドの対象国(他21カ国)と全く同じ。これによって世界中のレストランのレベルを同等にみることができるというわけなのです。
その中で最も星の多い都市に選ばれた東京は素晴らしいですよね。
今回星のついたレストランのみを掲載することになったことについては、東京の美食の高いレベルに敬意を表すためにだとか。
食材のクオリティ、調理のワザ、世代を超えて受け継がれてきた料理の伝統など、東京という街はもはや超一流の都市。世界からこのような評価をいただけたことについては、本当に嬉しく思います。
すでに行ったことのあるレストランもあれば、まだ未開拓なところも沢山ありました。きっとこれからは、今まで以上に予約がしずらくなると思いますが、この記念すべき2008年に、できるだけ多くの美食店を訪れてみたいと思っています。
きっと京都なども含めたら、もっともっと星の数は増えていくのでしょうね。これからの日本の美食界が楽しみです。
私ごとではありますが、昼間に仕事をして夜には調理師学校に通っていた20代の頃は、休みの日になると仲間と一緒に話題となるレストランにランチを食べにいったものです。そのときもやっぱりレストランガイドの評価をもとにしながら、素人ながら自分たちの感想を述べ合ったらりしていたのを思い出しました。懐かしいな~。