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六本木ヒルズにて

今日は六本木ヒルズでお仕事でした。
現在パーソナルコンサルティングを受けられているお客様と、自分にあった、自分だけのリアルファッションを探しにショップを見てまわりました。
野外レッスン初日ということもありちょっぴり緊張されていたお客様ですが、これまでコツコツと努力された成果がしっかり発揮されていてとても充実した時間となりました。
その証に、半年前はただ後ろを付いてくることで精一杯だったのが、今日は私の真横で、色、素材、シルエットなどの話を一緒に楽しむまでになっていらっしゃいました。

嬉しい~♪
やっぱりコンサルタントは、お客様になんらかの変化や成長が感じられたときが一番嬉しいんですよね。あ〜頑張ってついてきてくれたんだ、これまで必死に考えてきて良かった…ってね。
(また次回は別の場所をリサーチして、見て回っていきたいと思います。Iさんお疲れさまでした。また引き続き学んでいきましょう!!!)
私のコンサルティングは、大きく二つあります。
一つは、私に概ね任せていただき、お客様の似合うものを選んでいく、ご提案していくもの。もう一つは、最終的に自分の頭でしっかり選択かつ決断できるチカラをつけるために、地道コツコツ学んでいくもの。この二つのスタイルにわかれます。本日のお客様は後者スタイルでお勉強されています。
震災からカップルになることを願う方が増えているようですが(人気の結婚式場はあっという間に予約で埋まってしまった、なんてこともあったそうです)、一方で自立型を求める人、特に女性が、以前よりもかなり増えているように感じます。
コンサルの申し込みが増えていることも、ひとり立ちできるようになるために今何ができるか?の答えが明確になってきている証なのかな、と思っています。
少しでも自立するためにと通勤に自転車を使うようになった人も増えているようです(電車にも頼らないというわけです。帰宅難民経験者の方なら気持ちわかると思います)。また敢えて家族から離れて1人暮らしを始めている人もいます。
私も震災時には、自宅に1人でいました。ものすごく怖かったですし、あの1人という体験は忘れません。忘れられません。
と同時に、家族や仲間に日々支えられていたことへの感謝の気持ちと「もっと私強くならなくちゃ!」という思いが込み上げてきました。
「強く」生きることなど昔は考えもしなかった私。。。
もともと女性が強いという言葉が好きではなかったので、自分には程遠いものだと思っていたのかもしれません。
ですが大人になっていくにつれて、強いことがいかに大切か、もっと正確に言うと、女性の場合には強いというより凛とした芯のある状態ですね。こうしたブレのない状態を備えているか否かが、今後の人生に大きく関わってくるんだなと、じわじわと感じるようになりました。
本当に大切なんですよね、凛としていられるって。
ただ強いんではありません。見えない強さです。
表面はしなやかで、でも芯はしっかりしている。これが大事なんだと自分にも毎日言い聞かせています。
鉛筆を思い出してみてください。真ん中に太い芯がありますよね。あんな感じ。
鉛筆のようになりたいな……出来ることならいろんな色の色鉛筆になってみたいな〜。
自分らしいオシャレを見つけることって、いろいろ考えることがあって本当大変。でも、ただなりたい自分を装うのと、しっかり考えた上で外見をつくるのとでは、本当に180度違います。
是非みなさまには、心から服を楽しんで着てもらえるようになっていただけたらと思っています。そのためにも日々格闘している七江でした。