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トルコ日記 Vo.3

~カッパドキアにて~
まだまだ続きます、トルコ日記。
今日はトルコいついて3日目の出来事をご紹介。
カッパドキアにきて2日目。現地は晴天だけれど、気温は日本よりも低い。とっても寒かったのを今でも覚えています。
ホテルでビュッフェ形式の朝食を摂った後、再び渓谷観光へと向かいました。
そうそう1つ面白いものを発見。泊まったホテル内のエレベータなのですが、な、なんと引戸形式の自動ドアではなく、前後開閉式。しかも手動(写真は撮り忘れました!)。
こんなエレベータに乗ったのは初めてでしたね。しかも2つのエレベータが並んでいたのですが、隣の声がまる聞こえ!驚きでキャーキャー叫ぶお客さんの声に、これまた楽しませてもらいました。
今日は待ちにまった地下都市見学。
s-10037857002_s.jpg これがカイマクルの地下都市入り口です。内部は蟻の巣のように、縦横無尽に穴が掘られていました。この地下都市が作られたのは紀元前400年頃だとか。キリスト教徒がアラブ人の攻撃から逃れるために、このなんとも興味深い地下都市を構築したようです。ここでは2万人もの民が暮らしていただとか。でも、こんなところにじっと暮らしていたら身体に悪いですよね~。
この都市は地下5階まで入ることが出来ましたが、実際には地下数十階という深度。
かなり怖かったです。
現在発見されている地下都市は、このカイマクルの他にデリンクユというところ。この他にも未発見の地下都市があるといわれており、それぞれがどこかで繋がっているとのこと。カッパドキアの自然の力には驚くけど、人間の力にも驚きが隠せません!!!
続いて向かったのはウフララ渓谷。
s-10037857345_s.jpg 入り口からエルジエス山を望めました。本当に素晴らしい眺め!
標高3916メートルというから富士山よりも高い。
ウフララ渓谷を谷底に下り、ツアーの仲間と一緒にトレッキング開始!
s-IMG_0408.jpg 約1時間半かけて闇雲に歩き続けました。私たちは写真を撮ってばかりいたので、先頭集団からかなり離れてしまい、焦ってはダッシュ、焦ってはダッシュを何度も繰替えしていました。トホホ・・・。
s-IMG_0410.jpg でも本当に晴天に恵まれ(前日まではずっと雨だったんですって。本当にラッキーでした)、美味しい空気を吸いながら、大自然を楽しむことができました。
渓谷内にもかつての住居跡が点在し、この沢山の小さな穴は鳩の巣だったとか。この荒野で作物を育てるには肥料が必要。そのために鳩を飼って、糞を集めて肥料にしていたらしです。昔の人の知恵は本当に素晴らしいですよね。
s-IMG_0424.jpg s-IMG_0425.jpg そしてツアー仲間のTちゃんとJちゃん、ガイドさんに断りをいれ、元気よく渓谷へと駆け上っていきました!いや~若いっていいなって心の底から思いましたね。
そしてやっとやっとランチタイム。
本日のメニューはちょっとしたコース料理。
s-IMG_0432.jpg s-IMG_0437.jpg s-IMG_0438.jpg s-IMG_0442.jpg トマトベースのレンズ豆のスープに(⇒これトルコの定番ね!)、サラダ、そしてメインディッシュ。わたしたちは牛肉のケバブと鱒のオーブン焼をチョイス!アウトドアで頂くお料理はもうなんともいえないくらいの贅沢でした。
s-10037858073_s.jpg 信じられる?この景色。
s-10037858074_s.jpg カメラを持ってプラプラしていると地元の小学校が。校庭をのぞいていると元気な子供達が寄ってきて「撮って~♪」と。トルコの子供たちは日本人が大好き。目が合うとすぐに「こんにちは」と声をかけてくれます。なんだか嬉しいですよね。
s-10037858134_s.jpg 夕暮れ時のローズバレー。ここの夕景はカッパドキアでも有数の絶景スポットだとか。現地ガイドさんからトルコワインが振舞われ、ツアーに参加していたみんなで乾杯♪
s-10037858076_s.jpg そしてこれがローズバレーから夕焼けに映えるエルジエス山。刻一刻と茜色に変わっていく空の中で、名峰は驚くほどの美しさを放っていきました。
この2日間でカッパドキア周遊は終わり。トルコ3日目はコスモポリタンな都市、イスタンブールへと移動します。
トルコって本当にすごいなって思います。