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色で会話をする

都営地下鉄に乗る際つい「○色の電車」と頭の中で口ずさんでいます。
薬局で薬を探している時も「○色のパッケージの風邪薬ありますか?」と薬剤師さんに伝えます。
よく行く文房具屋では「本体が○色とか○色とか何色かあって、以前こちらでも取り扱っていたインポートのボールペンを探しているのですが、今もお取り扱いありますか?」と伝えると店員さんは「あ〜、アレですね!」。「こちらの商品ではありませんか?」と言って持ってきてくださいます。
伝える側は”抽象的過ぎてきっと伝わらないだろうな”と思うことも、その人にとってそこそこ馴染みのあるものだと案外通じるものなのです。
これが「色」が無言で交わすコミュニケーション力というわけです。