0

ブダペスト(1)

ウィーンの美しい街並みともお別れ。
今度はブダペストへと移動です。
列車の旅は中欧へきて今日で2回目。
プラハからウィーンへの道程も楽しかったんですが、今回もまた思い出深い時を過ごすこととなりました。
列車の中では、若々しく、それでいて大人の色気のある美女と一緒のボックスに。互いに読書しては軽く会話をし、また読書して、音楽を聴いて、そしてまた言葉を交わす。そんなごくごく普通の時間を過ごしながら、列車の旅を楽しみました。優しい彼女は、私の拙い英語にもしっかりついてきてくれるので、本当にありがたかったです(笑)。

s-IMG_1871.jpg
列車はかなりレトロ。でも中はキレイでした。
後にも出てきますが、ブダペストの色って、どこかこの列車の色のブルーがピッタリきます。
s-IMG_1889.jpg
駅構内の公衆電話。
決してキレイとは言えませんが、こちらもブルー。
でも受話器の部分にご注目。鮮やかな青みの強いピンクで、目を引きますよね。
ピンク電話というと、日本では少しいかがわしいイメージですが、ブダペストではこのピンクがとても愛らしい感じがしました。
右端にあるオレンジのゴミ箱もキュートです。
s-IMG_1929.jpg
こんな街並みです。
s-IMG_1963.jpg
可愛らしいポストを発見!やっぱり日本とはちょっと違いますね。
ちなみこのポスト。向かって左の方に入れるところがあります。どこから入れるの??とキョロキョロしていたら、地元の方が親切に教えてくださいました。
s-ポスト1.jpg
ちなみにこちらはウィーンのポスト。色は黄色でした。
こうした公共物も、やっぱり国によって異なります。
ポストの色巡りというだけでも、世界中を飛び回れそうです。
s-IMG_1815.jpg
散歩していたら、ピンクの布を柱に巻き付けた建物を発見!どうやら美術館のようです。たまたま通ったバスがまた絵になりますよね。
s-IMG_1971.jpg
ブダペストはこのトラムがあちこちを走っていました。
全体的にグレイッシュなブダペストの街にはこういった明るい色が不可欠です。
オレンジ色のトラムの他には、自家用車の色もかなり色鮮やかでした。
グレーや黒、白といった無彩色を好む日本とは違って、ここでは半分以上が赤や緑、青、紫といったカラフルな色ばかり。色んな意味合いが感じられます。
s-IMG_1893.jpg
これが有名な橋「くさり橋」。ちょっと高台から撮影してみました。
なんとも言えない重厚感が漂ってきます。
ブダペストという街は、ドナウ川を挟んでブダ地区とペスト地区に分かれています。その2つを結ぶのが、このくさり橋というわけです。王のシンボルであるライオン像が橋を見守っています。
プラハ、ウィーン、そしてブダペスト。
最後にこの街を選んで良かったなって思います。
それぐらいとてものんびりとした時間を過ごさせてくれるところです。
スピード感もプラハとは大違い。エスカレーターの速さでもわかりました(プラハのエスカレーターはありえないくらいのスピードで怖かった!笑)。
次回で旅の話しは最後となります。絵になるような写真をピックアップしてご紹介したいと思っています。