ウィーン2日目。
内装はまるで宮殿のように淡いピンク系の色に染められており、中世にタイムトリップした気分にさせてくれます。
そして念願のケーキがこれ。生クリームたっぷりの濃厚なケーキ、正直ちょっと朝からはきつかったかな(笑)。でも気づいたらお皿の上は真っ白。まあ甘いものは別腹ということで・・・・・・。
そのあとはウィーンの中心街をゆっくりと歩いて回りました。歴史ある街並や建造物が数多く残るウィーンは、どこを歩いていても絵になります。
そしてスタバもしっかりウィーン街並みに馴染んでいました。
ウィーンの象徴と呼ばれるシュテファン寺院は残念ながら修繕中。
それでも迫ってくるような不思議な感覚に見舞われました。
東京と違うのは、普通に馬がいます(笑)。しかも白馬です!
メインストーリーのコールマルクトを王宮に向かって歩いていると、右側には日本でも有名なお店「デーメル」が。デーメルはハプスブルク家御用達の店。もちろん中に入りました。
ザッハーがピンク系だとしたら、デーメルは淡いブルーと木目の焦げ茶が印象的でした(工事中であまりキレイなところがなかったので、さりげなく撮影です)。
そしてまた、かつてザッハーと繰り広げられた「ザッハー・トルテ」の商標をめぐる、本家ザッハー対伝統のデーメルとの法廷闘争は、今もなお語り継がれているようです。
ヨーロッパのカフェ文化は18世紀から始まっていると言います。
人々はカフェに集い、和みのひと時を過ごし、ゆっくりと寛いでいたのでしょう。
芸術家や文化人たちがかつて愛したカフェで、挽きたてのコーヒーを頂く。私も短い時間ではありましたが、心地よい時間を過ごしました。
中は広大な敷地です。
何とも美しい青空なのでしょう。この日の空は、今でも忘れません。
王宮をはじめ、その周辺には、当時の栄華を物語る数々の館や教会が、今もなお、しっかり残っていました。
中でも感動したのが、世界で一番美しいと言われる国立図書館。
世界でもっとも美しい図書館の名にふさわしく、館内は大理石や金の装飾で埋め尽くされていました。壁一面に納められている膨大な蔵書には、もう圧巻の一言です。
王宮を数時間かけてみたあとは、モーツアルト像の立つ王宮庭園に。
銅像前に広がるトーン記号型の花壇は素晴らしかったですね。
どこからともなくモーツアルトの音楽が聞こえてくるかのようでした。
夜には本場オペラを聞きに、ウィーン国立オペラ座に。
パリのオペラ座、ミラノのスカラ座と並ぶ世界三大歌劇場であるウィーン国立オペラ座は、やはり素晴らしかったですね。
昼間も素敵でしたが、夜のオペラ座は何とも魅惑的な雰囲気が漂っていました。
鑑賞後には近くのイタリアレストランでお食事を。
いい音楽にいいワインと、贅沢な夜を過ごすことができました。
今回は足を運べませんでしたが、いつか田舎のほうにも行ってみたい、そんな風に思いながら、ウィーンの夜を終えました。