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桜の花に自分を重ねて

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桜の花。
毎年いまかいまかと待ち遠しい。
待って待って、やっと出逢えたと思っても、
あっという間に別れの時がやってきてしまいます。
でも、そのはかない時間こそ、
自分を見つめなおすのに欠かせない時間。
短い時だからこそ、
意識してでも大切にしていきたい時間。
わたしはそんな風に思っています。
桜の代表ともいえるソメイヨシノの花は、
何色にも染められる柔軟性と可能性がたくさん秘められた
キレイな白をしています。
大きな木をじ~と眺めているだけで、
不思議ですね、
ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ、
自分が大きな気持ちになれるのです。
そしてまた、
自分をとても素直にしてくれる。
でもそんな白い花びらをした桜も、一ヶ所に集まるだけで、
うっすらピンクに見えてきてこれまた素敵。。
「桜の花は何色?」
という質問に、元気よく
「ピンク!」
と答えてしまった経験ありまえせんか?
先日、郵便局で購入した桜のイラストが入った切手も、
色は全て“ピンク”で描かれていました。
でも実際わたしたちが楽しみにしているソメイヨシノは、
白い花びらをしています。
きっと、桜という花は、
わたしたちを優しく、まるで母のように包み込んでくれるからこそ、
母性愛を象徴する色”ピンク“のイメージだけが強く脳裏に焼きついてしまうのかもしれませんね。
白が表すピュアな気持ちと
ピンクが表す母のような温かさ。
どちらもいっぺんに感じられるなんて
桜はやっぱり偉大です。
今週はまだまだお花見が楽しめます。
つい機会を逃してしまった方は、
仕事の帰りでも、夜桜を見に足を運んでみてくださいね!