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ピュアな気持ちに勝るものはない

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今年に入ってまだ1ヶ月だというのに、色んなことを経験したように思います。
1年かけてじわじわと学んでいくようなことを、こんなにもスピーディーに体感していくとは正直想像もしていませんでした。言葉では言い尽くせないほど、嵐のような波風の強い1ヶ月だったなって思います。
でもね。そんな嵐?竜巻?に巻き込まれたのも先月まで。ようやく立ち去ってくれました。
そんなわけで冷たい冬の嵐にはさよなら。今はただ、ふんわり暖かい春風を待つのみとなりました。
ブレないことが強みだったのに、すっかりヘニョってしまった自分をつくづく人間だな~って。でもこうした自分に、「ま、いいんじゃない~!」って毎日言ってあげています。^^
欠陥のない完璧な人(もの)より、ちょっと欠けていたり、ちょっと違っているほうが、本物の魅力となり色気となる。作られたものではなく、生まれながらにもつ本質的な輝きに。少なくとも自分はそんな色気のある人や物に心を奪われている気がしますし、自身そうなりたいなって思っています。
さて、いつもの自分にしっかり戻って、「あ、これがいつもの自分」って思えたご褒美に、銀座一丁目にあるアンリ・シャルパンティエの素敵サロンで『女性の自立』をイメージさせる真っ赤なしかもハートの形をしたケーキをブラックコーヒーとともに頂いてきました。
ちなみにこの日は夕方にもティラミスを食べてしまった私。1日に2つのケーキはちょっとどうなの?と頭の片隅で真っ赤な危険信号が出たものの、都合のいいときだけ青信号になってくれました。気にしない気にしない(笑)。
それにしても美しいケーキでした。お味ももちろん大人な感じで良かったです。
みなさんはどうですか?大人の自立できていますか?
自身のコンサルティングの中でも「バランス力のある状態をつくる」を軸に行っていますが、自分軸をバランスよく保っていく作業は、想像以上に大変なものです。現に私自身先月は少しぐらついていましたし、戻すのに時間と労力を使ったのも事実です。
でも、日頃からバランス力をとる癖をつけていること。崩れたら戻す術を知っていること。どこをどう見直すのか、どこに戻すのかを知っているということは、とても大きな強みだと思っています。ただ意味もなくもがいているのと、なんらかの目的をもってもがいているのとでは大きく違うなって思うから。
これも自分にある本質的な部分を、内側からも外側からも自分で客観視できるようになった証です。
自分の甘えも、そして強さも、どちらも認めてどちらも大切にする。これをしてきた結果だと思っています。
自分と向き合うことはとても怖いことですが、結果それが自分の魅力となり、色気となるとわかれば、無視するなどもったいなくて出来ませんよね?
弱音を吐くって結構勇気がいります。でも出してしまうときは出してしまう。これでいいと思います。素直な気持ちほど、強いものはないのですから。ピュアで、クリアで、そして潤うほどみずみずしくて・・・・・・。
ピュアな気持ちになる。
これは大人になって最も手にしずらい感情だと思います。だからこそ素直な心、人への優しさ、思いやり、愛情・・・・・・こうしたものを溢れんばかりに備えている人は、ぜひその心を大切にしていただきたいと思います。
年をとればとるほど、人は頑固になっていきます。アップアップして余裕がなくなれば、誰だって人に優しくなれません。つい見てみぬふりをしてしまったり、ひどい時には苛立ちから相手に怒鳴ってしまったり、また気遣いも出来なくなってきます。何がよくて何が悪いのかという簡単な判断でさえできなくなることもあります。
自分がバランスを崩して初めて気づくこと、わかることって沢山あると思います。大切なものが何か。大事な人は誰か。弱っているときこそ、学ぶことだらけです。
甘えている自分も自分です。だからダメだと思う必要はありません。
強がっている自分も自分です。これもまたダメだと思う必要はありません。
ただ、こんな自分がいるということを認めてあげる、これが絶対に必要なのです。
甘さ(弱さ)が魅力となり、強さが魅力となる。
最終的にそうなっていけるためにも、自分だけにあるエッセンスを見極め、それを整えるためのブレのないバランス力をつけていくことが大人の自立であるのかもしれません。
私の中にも素直なようで強がってしまう自分がいます。時々そんな自分にかっこ悪いな~て思ったりもします。子供のようにもっと素直になれたらって。
お客さまの中に20年一緒にいるご主人と、初めてぶつかってお互いの意見を言い合った方がいらっしゃいます。以前からお話しを伺っていた私は、ただ、「素直な気持ちをご主人とちゃんと向き合って伝えてみてください。1回で諦めてはダメですよ。根気よく。近いからこそ知らないこと、伝わっていないことが沢山あります。だからこそ言葉でしっかり伝えてみてください。きっと伝わるときがきますから」とお話しさせていただきました。
それから暫くして、家族で旅行にいくというお話しをしていただきました。これまで苦痛で仕方なかった仕事も、毎日が楽しく、ご主人との距離も嘘のように狭まったと言います。
先日お会いしたときには、あのモヤモヤオーラはどこへ?というくらいにすっきりされて輝いていらっしゃいました。自分のことのように嬉しかったです。
ついが、ついついつい・・・・・・・・・・・・になって取り返しがつかなくなる前に、この週末は、ピュアな気持ちになって、静か~に自分と向き合ってみてはいかがでしょうか?
ということで、私も気を取り直して2月は自分らしく進んでいこうと思っています。
今月は短いですし、恐らくあっという間だと思います。だからこそ1日1日を大事に過ごしていきたいです。
年末のカウントダウンもいいけれど、1年でもっとも短く、もっとも転機のある2月にこそ、セルフカウントダウンをしてもいいのでは?そんな風に思ってすでに2月のカウントダウンカレンダーを作成している私です。