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意味ある色、意味あるカタチ

いつどこで、お客さまのイメージが湧いたり原稿のネタが浮かんだりするかわからない私は、常にPCを持ち歩いています。パタパタ、モクモク。カフェだろうと家だろうと場所は関係ありません。この時期はさすがに厳しいですが(昨年末は2時間ほど外のベンチで書きました。笑)、公園や広場、時には駅構内で書くこともしばしば・・・・・・。
移動の時間も睡眠中も?そしてぐうたら時間も(笑)、全てがとても意味のあるものであり、貴重なものだったりします。
1分1秒大事にしたい私にとってとてもあり難いのが24時間オープンしているスーパーです。時間と同様大事なのがやっぱり毎日の食事です。正直最近こったものは作れていませんが、それでも出来るだけ自分で作りたいって思うわけです。
なので仕事が終わって0時を過ぎていても、お店に立ち寄り、肉や魚や野菜やらを買い込みます(笑)。翌日午前にアポがない日を狙って、下ごしらえするためです。
下ごしらえといっても肉を小分けにして冷凍したり、魚を味付けして冷凍したりと、いざキッチンに立った時すぐ料理に入れるような状態にしておくだけ(働く女性にとって冷凍庫はほんとうに神様です)。
昨日も、ひき肉を牛ひき肉、豚赤みひき肉(赤み大事ね!脂控えめです。笑)、合びき肉と鶏ひき肉の4種類が勢揃い。ひき肉は傷みやすいので、できれば味付けをしてから冷凍したいところですが、ちょっと時間が足りなかったもので、とりあえず小分けにすることに。
ここで困るのが色が似ているということ。鶏肉と牛ひき肉は色が違うので大体わかります。でもね、合びき肉と豚ひきが、これがよく似ているので間違えてしまうんです。しかもほぼ同量でラップにくるむので、これまた区別にひと苦労。
よく付箋をはったり、サインペンで書いている人がいますが、基本面倒くさがり屋な私は、この小さな作業さえも苦痛だったりします。やれば1分で終わるのかもしれませんが、この1分がもったいない。なので私はどうするかというと、カタチを変えてしまいます。
主婦の方や料理好きならご存知だと思いますが、冷凍は薄ければ薄いほど即固まってくれます。分厚ければ分厚いほど時間がかかり、その間に素材が傷んでしまうというわけです。なので小分けしたものは、出来るだけ薄くしていれたいわけですね。
そこで私は豚肉は長方形に。牛ひき肉は正方形に、そして合びき肉は楕円にして(鶏肉は色が違うからその日の気分で!笑)冷凍します。こうすることで忙しい日も冷凍庫の中から必要なひき肉をカタチで判断して取り出すことができるというわけです。
今日なぜこんなお話をしたかというと、色で迷ったときは、カタチを考える癖をつけてみてもらいたかったからです。
つい色を追ってしまいがちですが、カタチに意味があるときもあるというわけです。LustreのHPのトップにも書いたように、全てのものは「意味ある色、意味あるカタチ」なんです。
いつもの視点をちょっとだけズらしてあげる。この作業が見えなかったものを見えるようにしてくれるのです。