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HIGH&LOW

今年一の暑さになるとの予報と仕事後にトレーニングで汗をかくことを踏まえて洋服のコーディネートを考えました。
テーマはHIGH & LOW。ハイブランドとファストファッションとのコラボレーションです。
ミドルプライスのアイテム一切なし。使用した色もかなり難易度の高い組み合わせにチャレンジしました。
またカジュアルな格好をカジュアル過ぎずにどう着こなすか。若作りではなく若々しくどう着こなすか。暑さに負けない爽やかさをどう魅せるか。
…などなど大人のミックスファッションは考えることがいっぱい
特に高いものと安いもののミックスはそれぞれが主張し合わないようにうま〜くまとめることが大切なのです。
洋服だけでは困難な場合、ネックレスやイヤリング、スカーフやベルトといった小物をハイアンドローの潤滑油のように取り入れていけたら素敵、、かな。
今日の私は1枚のTシャツの下に2枚のキャミを重ねました。1枚は無地のもの。もう1枚はキラキラとしたラメ入の透け感のあるものを。この透け感を利用してインするキャミも何色のどんな形にするか考えて選びました。
でもこれだけでは80点。今ひとつバランスがとれません。ネックレスの形や色、長さにこだわったり、あとはパンツの丈や靴の色も考えました。
仕上げは靴の色が柄の一部に使われているスカーフを巻いて終了です。
バッグと靴、それとスカーフとベルトについては上質なものを。残りのパンツ、羽織物、ネックレス、キャミソール2枚ははファストファッションアイテムとアウトレットで70%オフで購入したのもの…
今日のファッションはウィンターサマーである私ならではのコーディネート。妥協せず考えただけあり、会う人会う人に「なんかいいね!」って褒められました~
シンプルにさらっと着こなすファッションも良いですが、たまには彩り豊かなコーディネートもセンスアップには大切なこと。考える力を鍛えることで脳年齢も若返りますよ~
ぜひみなさんもアレコレ考える時間も大切にしてみてくださいね!
それにしても写真撮影しておけば良かった…^^;

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ピンクの基本

なかなか減らないピンク嫌いな女子。正確には嫌いではなく苦手と言った方が良いかもしれません。
一昨日お会いした方も、昨日お会いした方も、どちらも揃ってピンクに抵抗感を感じていらっしゃる方でした。
初めてコンサルを受けにきて下さった方、定期的にコンサルを受けにいらして下さる方、私のお客様は職業、年齢だけでなく、受講スタイルも様々です。
このうち何度かお会いしてる方は苦手色も初めてお会いした時から比べると少しすつ取り入れられるようにはなってきいます。
実際今日もバックと靴をピンクにして上手にコーディネートされていらっしゃいました。
「なんだかんだ取り入れられているのなら問題ないのでは?」
と思うかもしれませんが、これがそうもいかないのです。お客様なりに悩みは沢山あるというわけです。
その悩みは、ピンクからあまりにも遠ざかっていたためピンクの色幅をよく理解できていない所にありました。
一方ブルーは幼い頃から大好きでしかもよく着ていたために彼女の頭の中のブルー幅は相当なもの。
自分に似合うブルーを見つけるのはかなり長けているな〜と改めて感じました。
でもピンクについては色みによってはとことん悩んでしまうと言います。
きっとみなさんの中にも同じような悩みを抱えている方いらっしゃると思います。
なので今日はピンクの解説をしていきますね!
ピンクは大きく分けて2つ。
サーモンピンク系とローズピンク系にわかれます。前者はどこか黄みを帯びている色で後者は青みを帯びた色をしています。チークの色なんかで考えてみるとわかりやすいですよね。
でも問題はこうした分け方ではなく、サーモン系だろうとローズ系だろうと、これらの色に「光沢感」や「にごった感」が加わってくると、途端に色判別が難しくなるというところ。
光沢が増せば増すほど見た目もかなり鮮やかになってきますから、もともとはくすみの強いローズ系であってもぱっと見るだけではどこかローズとは思えない色に見えてしまうこともあります。
このように色みにキラキラ感やスモーキー感がどれだけ加わってくるかで明暗も大きく変わってきますし、素材が変わればさらに見え方は変わってきます。
人が色を見るとき、これまでの人生で記憶してきた色の見え方が基本となっていきます。ですので赤はポストの色だと思っている人は赤の基本は朱赤にありますし、赤はトマトの色と思っている人はトマトレッドが赤の一般的な色みとして記憶しています。
ピンクも同じです。サーモンがベースの人はピンクを選ぶ際にはいつもどこか暖かみのあるピンクを選びがちです。一方ローズ系が主軸にある方はベビーピンクやローズピンク、時にはショッキングピンクといった鮮やかなものまで目がいくかと思います。
拙著にもピンクのカードを付けていますが、ピンク色を見極めていく練習は絶えず行なってもらえたらと思います。
雑誌に出てくる色でもいいですし、実際にお店で見ても構いません。
日頃から苦手だな、、って思う方は特にピンクのバリエーションを増やしていくように心がけてみて下さい。
私もピンクが苦手な1人です。だらかこそ昨今はピンクの靴やバッグ、服にも積極的に取り入れるようにしています。
意識していてもそれでもまだ抵抗があるのですから、色というのは簡単に慣れるものではないのです。
パーソナルカラーがわかってもなかなか取り入れられないという方も焦る必要はありませんよ。
毎日意識することさえ止めなければいつの日か必ず色が身近に感じる時がやってきます。中でも似合う色みについては頭ではなく身体で覚えていけるようになっていきます。
色を自分のものに出来るようになるには何年もかかります。そして自分のものに出来た後も継続が不可欠です。
見ているとワクワクしてくるのが色ですが、私達が思っている以上に奥が深く、おしゃれな人生を送るには、色んな色たちと長いお付き合いになるということを心得ておくと良いかもしれません。