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ちゃいろと茶色

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週末は久しぶりにゆっくり過ごしました。
土曜日は仕事したり掃除したり。
日曜日は実家に行ってきました。
写真は実家の庭に20年以上前から植えてある薔薇の木から切花にしたものです。とってもいい香りがするんですよ〜。毎年この薔薇が咲くのが楽しみで仕方ありません。
取り急ぎガラスのビーカーにいれて応急処置。後ほど赤茶色した備前焼の花瓶に移し替えようと思ってます(ちなみにこの入れ物、葉山にある自家製プリンとケーキで有名なマーロウのもの。美味しいプリンがビーカーに入って売っています。こちらのお店についてはまた後日ご紹介しますね〜)。
さて、今日は備前焼の流れで茶色のお話を…
『ちゃいろ』
平仮名で書いてみるとなんだかとってもちっちゃくて頼りなさそうなイメージもしますが、色そのものからはまた違った印象を受けますよね。
目にしているだけで、どこか安心できる、ほっと出来る、そんな気持ちにさせてくれるのが「茶色」なのかなって私は思います。
大地の色であり、穀物の色であり、もちろんブレイクの友であり私の大好きなチョコレートやコーヒーの色でもあります。
そう……茶色という色は、まいにちの生活に安心と安定そして安らぎを贈ってくれる人生のベースカラーなのかもしれません。
ただこれからの汗ばむ時季にはちょっぴりそぐわ無い色のように感じるかもしれませんが、大丈夫大丈夫。
黄みでなく赤みを強くしたココアのような優しい茶色を選べば、ドッシリした手厚いイメージからサラッとしたパウダリーなイメージへと変わっていきますし、素材にもこだわれば、またぐっと雰囲気が変化します。
これからの時季は麻が大活躍。洋服だけでなく、カーテンやクッションカバー、テーブル回りにはランチョンマットやティッシュカバーなど見渡せば見渡すだけ活躍してくれる場が見つかりそう。。
またガラスも今こそ楽しみたい素材の一つです。小さくても存在感のある箸置きや一輪挿し。指輪やネックレスなどにも取り入れられたら涼しげで素敵。
ガラスというとつい青系を手にしてしまいそうですが、ここは色も茶色で選びたいものです。
また全部がブラウン一色のガラスも素敵だけれど、無地にこっくりした茶色でさりげなくあしらわれたラインや夏の絵柄が入ったものも涼しげでいいかも!
ちなみに薄い紫も、濃い紫も、茶色とは仲良しこよし。
オトナの香りを漂わして止ま無いこの薔薇も、きっと馴染んでくれるはず。
それにしてもこの香り、たまらなくノーブル。
高貴な香りと色を味わいながら、安心できるナチュラルな茶色を楽しむ私。
こうしたさり気ないところで色のコラボを楽しめることになんだかとっても贅沢な気持ちになれる今日この頃であります。