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33歳

しばらく間があくと書き始めに何を書こうかと、つい頭を抱えてしまいます。あれやこれや?と考えているうちにさらに日時が経過してしまい気づけば月まで変っていた・・・・・なんてことありますよね?ってコレ、紛れもなく私です(笑)。^^
みなさんお元気でしたか?すっかりご無沙汰してしまい申し訳ありません。
気づけば3月なんですね。しかも今日は3月3日ひな祭り。ちなみに私にとって幼い頃から3月3日は特別な日。そして大好きな日だったりします。なぜって?それはもう、女の子だからですよ~(笑)。というのは半分冗談で(半分は本気です。笑)、「3」という数字が好きだからです。数秘学的な意味とかそういった深いものは全くなく、気づいたら好きな数字になっていた、といったぐらいです。特に「33」という数字が好きなんです。
小学校から高校までずっと出席番号が33番だったのも理由の1つかもしれません。正確には中学の時1度だけ34番になったことがあるのでずっとじゃないのですが・・・・・・。さすがに34番だとわかったその時は、なんだか凹みましたね(笑)。テストで悪い点をとるより落ち込んだような気がします。本当に子供ならではの可愛い凹みです。しばらく慣れなかったのを覚えています。
さて「33」という数字。たまたま私が好きな数字でしたが、この数字は人生においてとても重要な数字のような気がしてなりません。この数字を年齢に置き換えてみたらわかるのかな?て思います。
33歳。私はもう随分前に終わってしまいましたが、この33歳という歳は、人にとって、特に女性にとっては、転機の年齢という人が多いのはないでしょうか。
20代を終えて30代に入り、仕事も落ち着き、そこそこ楽しい毎日が過ごせているものの、これから一体どういった人生を歩んでいこうかといった考えが巡りに巡ってくる、そんな深い年代が33歳、もしくは33歳前後なのでは?て思うのです。
自分がすでに経験してきたからわかるということもありますが、毎日いろんな年齢の方々とお話しをさせていただく中で、やはり30代前半の方が男女とも一番壁にぶつかっているし、考えているし、また最終的に一番変化していく可能性を秘めているのもこの年齢だったりします。
もがく頻度が多い分、幸せも沢山返ってくるのが33歳。私はそんな風に思ってます。
自身33歳になった頃はどうだったかなって考えてみました。まいにちが一生懸命でした。夢中でしたね。もがいてもがいてものすごく頑張っていたように思います。初対面の方に私をものに例えると?と尋ねると、大抵の人が花なら「一輪のつぼみの薔薇」動物なら「スラッとした豹」なんてとてもクールに表現してくれたものです(中身は気弱な小動物ですが・・・・・・笑)。表情が動けばすぐにいつもの私に戻るものの、最初の印象というのは、どこか肩肘はっていて、どこか頑張っているクールな自分が外見にも滲み出ていたのかなと思います。
しかも薔薇や豹という表現に喜んだのも覚えています。童顔で子供っぽく見られがちな私にとって、大人のオンナを象徴する薔薇や強さやスピードをイメージする豹なんて理想だったからです。当時の私は「あ、やっといい感じになってきた」そんな風に思っていました。若かったなって思います。
でも薔薇や豹と言われた時期はそう長くは続きませんでした。黒パンツスーツや真っ赤な服が手放せなかったあの頃のことは、今でもしっかり覚えています。ずっと忘れないですね。
今振り返ってみると、ただ洋服というペルソナを借りて頑張って過ごしていたんだなって。高級ブランドの服で身を固めているのと同じで、私は自分に似合う色や形の中でも特に強い色や強いスタイルを選んでは、自分を歳相応に見えるようにしていたと思います。もちろん似合っているので周囲を不愉快にさせたりということはありませんが、ただ、自分が自分らしくなかったのかなって思います。どこか自分の醸し出している雰囲気というか、空気感というものが違っていたのかなって。
今、こうして心から自然体な自分でいられるようになったことがとても嬉しく、だからこそどこか背伸びしていた自分や、どこか無理していた自分をしっかり振り返ることができるようになったんだなって思います。
あの時はあの時でそれがベストだったと思いますし、いい思い出です。でもこれからは、「昨日の自分よりも今日の自分のほうがずっと好き!」って言えるようになりたいですよね。
そんな自然体になった私に嬉しい出来事がありました。
先日、都内のホテルラウンジでお客さまと待ち合わせをしていたときのこと。席についた私にお客さまはこう声をかけてくれました。
「七江さん、こんにちは。今日もかわいい♪本当、ますます可愛くなっていきますよね~!これが自分らしい、ナチュラル美人ってことなんだなって、最近の七江さんを見てつくづく思います」と。正直かなり照れくさかったですが、でも素直に嬉しかったです。ありがとうございます!(照)。
というのもこのお客さま、私がよく黒を着ていたときを知っている方だったので、私にとってこの褒め言葉は大変心に染みました。
正直「かわいい!」と言っていただくほどの可愛らしい年齢でもありませんが(笑)、やはり女性ですね。人から言われるというのは嬉しいものです。特に同性の方に言ってもらえることはとても励みになりますよね。
そしてこの日は、さらに同じようなことがありました。このお客さまとお会いする前に別のカフェでかつてお世話になった編集者の方と5ヶ月ぶりにお会いしたのですが、その方から翌日メールを頂き、そこにまたまた嬉しいメッセージが書かれてありました。
「七江さん、昨日はお会いできて嬉しかったです!七江さん、以前よりもとてもパワーアップされていました。また、私から言わせていただくのも失礼なのですが、とてもチャーミングでした^^」・・・・・・と。ありがとうございます(照)。
人をキレイにしたり、輝かせたり、原点回帰のお手伝いをしたりと、誰かのために手がける仕事をしている私ではありますが、やはり日に日に輝きを増していくお客さまと接していると、私自身も心が刺激され、優しくなれるんだと思っています。だから今の自分がチャーミングで居られるのも、みなさんのお陰だと思います。
また私の仕事というのは、何かコレという作品があるわけでもなく、ただふんわりと形のない曖昧な存在にすぎません。ですが人に与える力は偉大である、そう思っています。だからこそメッセンジャーである自分が、常に心地良いと思うスタイルだったり、センスというものを備え、それをわかりやすく丁寧に、そして楽しくお伝えできればと思っています。
20代よりも30代のほうがずっとずっと楽しいことがあります。もちろん楽しいことだけでなく辛いことも待っていると思いますが、どんなときでも人は自然に生まれる微笑みに癒されるものです。皆さん一人一人の素敵な笑顔と、チャーミングさを大事にして、自分をそして周囲を心地よくしていってもらえたらな~って思います。
ブログはお休みしても?自身のナチュラルさはまいにち自動更新できたらいいな。