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駅構内に現れたアートな世界

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移動は車というより電車がメインの私は、東京、千葉、埼玉、神奈川、ときどき静岡、名古屋、大阪、福岡といった風にいろんな土地に足を運びます。中でも多いのがやっぱり東京かな。特に渋谷区、港区、千代田区といった都市部には、お世話になっています。
そんな人が多く集まるところというのは、常に前を見ている気がします。時には新しいものを導入し、時には古いものを少しだけアレンジして魅せていく。その土地ならではの街並みを、景観を損なうことなく都市計画しているというのが、最近の印象です。
もちろん不景気ということもあって、以前よりも人が少なくなっている場所もありますが、それでもそれまで培ってきた歴史は十分といっていいくらいに伝わってきます。人は少なくても、土地は色褪せることなく語りかけているようです。
副都心線が出来て、ますます便利になったわけですが、先日も時間がない!というのについ急ぎ足を止めてしまいました。それは、いつもと同じはずの駅構内が、どことなく明るく、どことなくオシャレに感じたからです。
それは大きなアートが飾られていたからでした。
こんなにカラフルな絵画がこうやって飾られているだけで、無機質な駅も温もりが生まれますよね。とくにこんなにカラフルな色使いとなると、それだけで可能性を広げてくれます。
何気ない1日も、こういった1枚の絵画によって癒され、また日ごろから凝り固まった脳裏も、柔軟にしてくれるのです。
今度時間のあるときにでも、再度見にいってこうようと思っています。
ちなみに井の頭線渋谷駅にある岡本太郎氏による壁画も有名ですね。