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センスよく部屋を模様替え

お部屋のインテリアを考えるとき、どんな点にこだわっていますか?
シンプル、モダン、ポップ、ナチュラルなど、スタイルはいろいろ。
どれにするか迷ってしまいます。
でも、たとえどんなスタイルであっても、センスのよいインテリアに仕上げたいものです。
お引越しされて、これからお部屋作りを!と思う方も、
今の部屋を模様替えしたいと考えている方も、
最初にしておきたいことは同じです。
それは自分がどういった空間のなかで、どんな時間を過ごしたいかを考えることです。
もっと簡単に言えば、
自分が
「どんな風に暮らしたいか」
を決めること、です。
といっても、決して難しいことではありません。
平日は仕事でほとんど寝るだけになっているけれど、
週末は友人を呼んでホームパーティー、なんて人もいれば、
平日も休日も、大抵1人でゆっくり読書や音楽鑑賞、なんていう人もいることでしょう。他にも子供との生活が主体になっているご家庭もあるかと思います。
大事なのは、どういったお部屋にしたいかを決めるには、自分がどんなライフスタイルを過ごしているのか、またはこれからどうしたいのかをよく考え、その中に自分なりのこだわりを取り入れてみること。
例えば、全部真っ白にしたいとか、カラフルに色んな色を取り入れたいとか、木の温もりを感じられる部屋にしたいとか、鉄筋コンクリートうちっぱなしで生活観のない部屋にしたいなど・・・・・・。
お部屋をどうコーディネートするかは、あなたの中にあります。
ファッションもそうですが、自分がどう魅せたいか、どういったものにこだわりたいかを考えてみることからはじめてみましょう。
そのコンセプトにもとづき、家具、照明、カーテン、小物の色や素材などを選んでいけば良いのです。
今日は1つ、カーテンのお話をして終わりたいと思います。
家具や照明などをチェンジするのもいいですが、そう簡単にできることではありません。
かといってクッションやラグに変化をつけるのもちょっと飽きてきた・・・・・・なんて人におすすめなのが、カーテンでインテリアに変化をつける方法です。
ただ、カーテンも値段はするもの。
決して安いものではありません。
でもあなたの魅せ方1つで、手頃なものも、ワンランク上にみせることができます。
さて、まずカーテンの模様替えをするのに大事なのが、
カーテンを部屋のメインキャスト、つまり主役にしたいのか、それとも裏方、つまり脇役にしたいのかを考える必要があります。
もし、是非とも主役に!とお考えの場合には、
お部屋のメイン家具の色と同じ色が使われているものにすると全体にすっきりとまとまります。
例えば、真っ赤なソファがお部屋のアクセントになっている人は、カーテンの色にも同じ赤の入った柄のものを選ぶことでバランスがとれます。
その際にお部屋のスタイルに合わせて柄選びもすると良いでしょう。
ナチュラルにしたい人は、赤い線で描かれた花柄模様のものを、
ポップに仕上げたい人は、赤の縦ラインの入ったストライプ柄を選んでみるのはいかがでしょうか。
部屋の片隅に大きな観葉植物を置いている人は、柄に緑色が少し入っていても素敵ですよ。
一方カーテンは脇役で、とお考えの場合には、壁の色に近い色をセレクトするといいですね。
こうすることで、お部屋が広く感じさせることができ、また主役である家具を引き立たせる効果も生まれます。
この秋お部屋の模様替えをお考えの方は、ぜひカーテンを新調してみてはいかがでしょうか。
さらにワンランク上を目指す方は、タッセル(カーテン留め)にもこだわりをもってみて。カーテンと同系の色にしても素敵ですし、クッションの色や花瓶の色など、ちょっとした小物の色と同系にしてもきれいにまとまります。
カラフルな雑貨を展開するショップ「Francfranc」などでも、
手頃なものがたくさんおいてありますよ。
こうやって1つ1つ考えていくと、
心地よい空間づくりは勿論のこと、自分が好きなもの、自分らしさというものが、より明確に見えてきます。
模様替えをきっかけに、自分と向かってみるのもいいかもしれません
ね。
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