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チェリスト新倉瞳さん

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さて、先日とってもすてきなお客様がサロンにいらしてくださいました。そのお客様とは、かつてこのブログでもご紹介させていただいた、若き美人チェリストの新倉瞳さんです。
瞳さんとは、昨年7月に銀座のアップルストアにて開催された「音」と「色」のトークショーにてご一緒させていただいてから仲良くさせていただいております。
瞳さんの奏でる音色は、いつだってこの上なく美しく、のびのびとしています。聴いているだけで心が安らぎます。安心できるんですよね。
私はそんな彼女の音色が大好きです。
瞳さんはなんとも言えない透明感の持ち主で、キラキラ輝いています。それでいてとっても自然体。ナチュラルさが魅力なのかなって思います。
本当にかわいいんですよね。外見の美しさは言うまでもありませんが、瞳さんの場合、内側からも美しさが滲み出ているように感じます。それがチェロの音色となって出ているのかもしれませんね。
そんな瞳さん、今回初のカラーコンサルティングということで、1つ1つ説明させていただきました。「そもそも色ってなんなのか?」そんなところからお話したりしていきました。
詳しくは瞳さんのブログに掲載されていますのでよかったら見てみてくださいね!
演奏家にとってドレスの色選びは曲選び同様に大切なものだと私は思います。どんなに美しい音色を奏でても、その人に合ってないドレスでは、良さも半分になってしまいます。
なぜなら、人は耳で音を感じるだけでなく、目からも音を、色を感じているからです。
瞳さんのこれからが、本当に楽しみです。みなさんも是非、彼女の音色を聴いてみてください。ドキっとしますよ。瞳さん、この度はありがとうございました。
そうそう最後にね、瞳さんからとても嬉しいお言葉をいただいたの。
それは
「七江さんの文章って、読んでいるだけで色が見えます」
です。
嬉しかった。色のブログなのに、敢えて色をいれない私の思い、伝わって良かった~。
PS
瞳さんのニューアルバム「Largo」すばらしいです。彼女の音色を聴いていると、ふいに涙が出そうになってしまいます。そんな美しい演奏をぜひ堪能してみてくださいね!
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お買い物にも、ご縁ご縁♪

ここ数日不安定なお天気が続いていますよね。午前中は晴れて汗ばむ陽気でも、午後から肌寒くなり、突然雨が降り出すことも・・・・・・。上着と傘が手放せません。
先日もあまりの寒さに耐えられず、コンサルティングと打ち合わせの合間に、近くのセレクトショップに足を運んで羽織ものを買ってしまいました。
防寒対策着とは言えども、デザインや色にはこだわります。路面店ということもあって、色は自然光で見ることができました。あとはシルエットとサイズ感のチェックです。
2,3分で店内を見渡し、似合いそうなものを2つに絞って早速試着。1つはコンパクトにつくられていたものの、私には気持ち大きかったのでパスしました。続いて2つ目をトライ。こちらは羽織って3秒もしないうちに合格です!その日着ていたワンピースとも相性が良かったのと、アレコレ着方で遊べそう・・・・・・ということで購入することに決めました。もちろんそのまま着て行きましたよ~。
私は何か買う際に、『別の使い方はないかな?』と、アイテムの可能性を考えるようにしています。
なので着方を幾通りも楽しめそうなものには惹かれます。
今日は早速先日購入した羽織物を、ちょっとだけアレンジして着ています。ワンピースだけでなく、デニムやカッチリパンツにも相性がいいので、買ってよかったなって思っています。
もしあの日、天気がよく、寒さなど感じない1日だったら、きっとこのアイテムと出会えてなかったでしょうね。
お買い物って、つくづくご縁を感じます。

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救児の人々~医療にどこまで求めますか

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今日は、是非みなさんに読んでいただきたい1冊の素晴らしい書籍をご紹介致します。タイトルは「救児の人々~医療にどこまで求めますか」。著者の方は熊田梨恵さんとおっしゃいます。
実は熊田さん、私のお客様でもあります。昨年、私の拙著を手にしてくださり、またコンサルティングにもいらしてくださいました。
そんな熊田さんが書かれた書籍は、最先端新生児医療の現場で働く医療従事者や、その患者家族の姿を追ったルポルタージュで、「私達が医療にどこまで求めるのか、求めることが許されるのか」と問題提起しており、一昨年に話題になった、都立墨東病院で起こった妊婦の救急受け入れ不能問題を入口にして、赤ちゃんの救急医療について取材されています。
生まれたばかりの赤ちゃんが入る救急医療施設NICU(新生児集中治療管理室)は、なんと日本の赤ちゃんの30人に1人が必要としているんだとか。でもそのNICUのベッドが、どういうわけか今満杯状態になっているというのです。新しい赤ちゃんを受け入れることができなくて、結局妊婦さんも受け入れられない、という大変な事態が起こっているということでした。なぜそういうことが起きているのか…・・・。詳しくは書籍の中に書かれてあります。
ちょっと聞くと難しい話のようですが、この本は、そのNICUに入ることになった赤ちゃんのお母さんとのインタビューが会話形式で書かれているので、とても読みやすいです。また、お母さんたちだけでなく、NICUで働いているお医者さんやスタッフの声も書かれています。
中には、世間から許されない恋愛を経て、誰にも知らせないで赤ちゃんを産んだ結果、その子はNICUに入り、重度の障害を持ってしまった…。そんな私達とほとんど年齢が違わない若いお母さんの、切実な声も書いてありました。
「この子が助からなければよかったのにと思うことがある。そんな私は地獄に堕ちればいい」という涙の声も・・・・・・。
私たち自身が一体何を幸せと思い、不幸と思うのか…。呼吸器やたくさんのチューブを付けられた植物状態になっても、生きいていれば幸せと言えるのか…。生まれたばかりの赤ちゃんにたくさん針を差すことは「暴力」ではないのか、治療をやめることは「罪」なのか…。そんな、私達の死生観や倫理観を、もう一度考え直すことが必要だと熊田さんは訴えていて、「一人でも多くの方に読んでもらい、何かを考える『きっかけ』になれば」と書いてあります。
なかなか難しいテーマではありますが、私達がこれからどう生きるのか、ということに直結するテーマだと思います。実際私のお客様にも、医療側の方とお母さま方と両方いらっしゃいます。また私自身2年前に医療の現状を目の当たりにしたばかりです。他人事とは思えませんでした。
医療側、患者側、どちらも大切なことです。
このブログをご覧の方にも、ぜひとも一緒に考えていただけたら嬉しいと思います。
ちなみに著者の熊田梨恵さんは、「超」がつくほどお美しく、とっても素敵な女性です!
みなさんも応援してあげてください。
熊田さん、すばらしい本をありがとうございます。

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こんな部屋があったら住みたいな

衣食住のうち、どれが一番好きですか?と聞かれたら、
私は真っ先に「住」を選びます。
仕事柄絶対「衣」じゃないの?と思われそうですが、「衣」は正直3番目。もちろん大好きだし大切に思っています。でもどれか1つ選ぶとしたら?と言われると、どうしても「住」を選んでしまうのです。
「住」、これは私にとって大切なもの。
でもここで言う「住」は決して自宅などの家だけに当てはめてはいません。誰かと過ごす空間だったり1人でいる空間だったりと、家というよりかは「居場所?」といった具合に考えています。だから、ちょっとしたカフェや公園も私には「住」に含まれます。もちろん自宅や職場は何よりも快適にしたいなって思っていますよ。
どこにあるかという立地にもこだわりますが、それ以上に大切なのが空間の快適さです。中に入ると何故かホッとできる、よくわからないけどなんとなく良い“何か”を常に大事にするようにしています。
さて、そんな“何か”を上手に表現しているお部屋をつくって提供されている凛杏さんをご紹介致します。凛杏さんはかつて私のコンサルやセミナーを受けてくださっていた生徒さんです。いつもレッスンでは一生懸命で、本当によく勉強されていました。いつもナチュラルで自分軸もしっかり完成させ、お仕事も頑張っていらっしゃいます。
そんな彼女がブログの中で、色を効果的に使った素敵なお部屋を写真でアップしているので皆さんにお伝えしたいなって思います。嬉しいことに私の名前も登場しています!
快適な空間というのは、色なしには欠かせません。それを上手にアレンジしている凛杏さんがとてもステキだなって思う私でした。

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黒マック

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どこを見ても新緑のキレイなこの季節。
自然とワクワクしてきませんか?
さて、いま安くて早いファーストフードの“高級化戦略”が話題になっているようですね。景気が低迷している今だからこそ、消費者は新しいものを求めています。それに応えようと新しく打ち出された戦略がファーストフードの高級化。
ミスタードーナッツは、3年前に「アントナンド」という大人のミスドを誕生させて成功しています。商品も通常のミスドとは異なっています。ケンタッキーもそうですね。白とシルバーを基調としたオシャレな空間を作り出しました。ちなみにこちらは若い女性をターゲットとしているようです。
そんなファーストフードの高級化ですが、中でも気になるのがちょっと前にオープンした新型マクドナルドです。
すでに足を運ばれた方もいらっしゃるかもしれませんが、店の内装は、マクドナルドの赤から黒や茶色を基調とした落ち着いた雰囲気に。また席数もいままでより15%減少させています。店員さんの服装もいままでの派手なイメージはなく色も形も実にシンプル。まるでオシャレなカフェみたいです。
100円メニューは一切なく、それどころか商品はそのままで、値段が20円アップ!というから驚きです。
外見も、赤や黄色というどこから見てもマック!とわかるようなものではなく、内装と同様に茶色の落ち着いたものへと変わっていました。
マクドナルドとしては、ゆったりできて落ち着ける店を目指し、リピート客を狙う戦略のようですが、確かに、外から見ても、学生服よりスーツ姿の割合が多いようにも・・・・・・。
開店から数週間がたち、今後の動向がちょっと気になりますよね。
商品を買えずに、店に高級感をプラスすることで商品価値を上げるというわけですね。同じ場所で同じ商品なのに、見栄えひとつで大きく変わってくる。これはまさしくカラー戦略の1つと言えます。
今回は大きな店舗例ですが、これはもっと小さな商品やサービスでも可能なことです。
私も色んな企業様から仕事の依頼を受けますが、常にどうやったらお客さまに手にしてもらえるか、また喜んでもらえるか、今のニーズにあっているかをカラーマーケティングしご提案をさせて頂いております。
私の友人に野菜の仲買人をしている女性がいるのですが、もっと多くのデパートやスーパーで美味しい野菜を扱ってもらおうと、日々色んな見せ方を考えては提案しています。話しを聞く限り、新しい切り口でのカラー戦略は色々と考えられそうでした。
そんな彼女が先日カラーコンサルに来てくれました。嬉しかったですね。商品の提案は上手なものの、自分を魅せることが昔から苦手だった彼女。それももう卒業です!これからますます輝いていく姿が目に浮かびます。彼女の今後が本当に楽しみです。
原価が100円であっても、見せ方一つで何倍、何十倍にも価値がアップしていきます。つまりは、色はなりたいイメージに限りなく近づけてくれる手助けをしてくれるというわけです。
セレクトショッププなんかがそうですよね。
この店に置いてあるからこそ高そうに見えますが、このまま別の無名店にもっていったらただのオモチャになってしまう雑貨なんかがよくありますよね。
洋服とかでもそうです。決して上質な素材ではないのに、ブランド名だけで何倍にも値段が跳ね上がっています。
ブランドの力というのは本当にすごいもの。
マクドナルドは同じ場所で、提供される商品も全く同じ。でも値段が高い。それでも人が集まってくる。まさにカラーイメージ戦略で成功を遂げたと言えます。
以前マックといえば、落ち着かないファーストフードといったイメージでしたが、いまの「黒マック」ならちょっといってみようかなって思います。