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衣食住の色いろいろ

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隙間時間を見つけては、家具や雑貨探しを楽しんでいます。
インテリアというのは、洋服や食事と違って一度決めるとそうちょくちょく変えるものでも変えられるものでもありません。
それに働いていると、見て回る時間も限られています。
だからこそ、最初が肝心。
妥協せず、ああでもない、こうでもないと色んな空間を想像しながらアレコレ考え、自分が、家族が、納得いくものをチョイスする必要があるのかなって思っています。
先日も家具の宝庫でもある大好きな目黒通りに立ち寄りました。
パーキングに車をとめ、いざ出陣。毎回どのあたりを見て回ろうか悩むのですが(ご存知の方もいるとは思いますが、目黒通りの家具ワールドは細長~いのです)、今回はちょうど真ん中あたりを見て回ることに・・・。
ダイニングテーブルと椅子、オーダーメードのソファーや照明器具等をここ目黒通りで調達したのが早13年ほど前になります。以前にもブログで書いたと思いますが、当時はまだ5,6店舗しかなかった家具屋も、今はすっかり100店舗を超えておりました。
「家具といえば目黒通り」
といったくらいです。
そうは言っても不況が影響しているのでしょうか、以前の活気が少しなくなっていたような気もします。実際にいくつか店じまいになっているところも・・・:(頑張れ!家具屋さん!)。
早速、老舗でかつてお世話になった「プールアニック」さんに立ち寄ってみました。ここではいくつもの家具をあらゆる国から買付けてきているのですが、私もかつてここでダイニングテーブルと“青色”の椅子(他にも細かいものを色々・・・)を購入したことがありましたので、そのことをオーナーの方にお話してみました。
もう10年以上も昔のこいとなので覚えていらっしゃらないかな~と思いつつも、商品がどんなのだったかを1つ1つ細かくお伝えると、さすがです!ちゃんと覚えていらっしゃいました。仕入れた国や木の材質までしっかり。なんだかとても心が温まり嬉しかったです。
そのあとソファー屋さんにも立ち寄り、カバーを交換したいとお話ししたら、名前を伝えるだけでしっかり当時の顧客名簿が残っていて、これまた昔話を交わすことができました。
家具は洋服と違って、使えば使うほど味が出てきて、どうにかして残しておきたい、そう思うようになるんですよね。アンティーク好きが多いのもわかる気がします。
わたしのところにも、古くにいらしてくださったお客様が時々連絡をくださいます。たとえ一度きりの出逢いであっても、いまでも応援してくださっていると知ると、ありがたいな~って思います。
先日も沢山の年賀状をいただき、いまも「色」や「スタイル」を楽しんでます~♪というメッセージや頑張ってくださいね!というメッセージなど、大変嬉しいお言葉が詰められていて、ひとり嬉しく拝見しておりました。本当にありがとうございます。そうそう今日も5年以上も前のお客様がブラッシュレッスンをかけにサロンにいらしてくださいました!(Yさんありがとうね!)
家具の話しから人とのご縁、そして年賀状という流れで今日は進んでしまいましたが、家具1つにしても、今回なら“青色”の椅子ということで、「色」がキーワードとなって会話が弾みました。
色はただオシャレのためにあるだけではありません。
人と人をつなげる、街と街をつなげる、国と国をつなげる
そんな掛け渡しになってくれるのかもしれませんね。