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滲み出る7色のオーラ

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今年は例年よりも寒いということですが、
この異常な寒さは、これからますます厳しくなっていくのでしょうか・・・(涙)。
そんな中南に位置する沖縄では、早くも桜が・・・というところもあるようです。
あ~ポカポカとした春が恋しいですね。
さて、私はここ数日、日頃お世話になっている方に年始のご挨拶に会社やご自宅にお伺いすることが多いのですが、年初めのご挨拶というのは、やっぱりいつでも気持ちがいいものですよね。
たとえ数日前に会っていても、
ひとたび年が変われば
「今年もどうぞよろしく御願いいたします」
とお決まりですが、あいさつを交わします。
ちなみに私は、家族や友人にはもちろんのこと、マンションの管理人さんにも、地元郵便局の馴染みの方にも、しっかり挨拶をしてきました。とくにマンションの管理人さんなんて、正直自分のことを覚えているかどうかなんてわからないかもしれませんが、それでもやっぱり礼儀ですから、お声掛けしました。
最近はこの「あいさつ」ができていない人が本当に多いなって思います。
またあいさつのない人は、私には鼠色、黒がたっぷりはいった濃いグレーにしか見えません。黒でもなく白でもなくいどっちつかずの鼠色・・・。
一方、どんなときでも爽やかに会釈を交わしたり、親切な心をもち続けている人は、決して派手な装いでなくても、色づいた7色のオーラを感じます。こういった人には「また会いたいな」って思わせるココチよい何かを感じます。
親切な心、感謝の心は人に対してだけではありません。
先日もふらっと歩いていたら、
「ここは花が植えられています。ゴミを投げ捨てたりしないでください」
という張り紙があるにもかかわらず、前を歩いていた男性がゴミ箱にゴミをすてるようにポイっと紙くずを投げ捨てているではありませんか。
背の高い鉄のさくがあったので、わたしにはそのゴミを取る事はできなかったのですが、とても悲しくなりました。
いまそこはただの新地であっても、いつかは新しい芽が出てきます。
人に優しくとはいいますが、植物や動物にも優しくできなければ、
本当の優しさとは言えないのかもしれません。
感謝の気持ちがもてなければ、美しい心は生まれてこないのかもしれません。
我が家には大きなコーヒーの木がありますが、たっぷり愛情を注いであげたおかげで、100円で買った小さな芽が今ではすっかり驚きの2メートル超えを達成です。
今もなお、スクスクと育っています。
赤い実がいくつもついて本当に可愛いです。
そばにいると、ものすごいパワーを感じますね。
草木ってすごいですよ、本当に・・・。
いそがしくて余裕がないからといって、決して怠ってはいけないことがたくさんあります。
わたしも決して100%こなせているわけではありませんが、それでも常に念頭におくことだけは欠かしたことはありません。
とくにお世話になった方、いつもお世話になっている方へは
できるだけ会って顔を見て、これからも挨拶していきたいって思います。
そして大地や草木、そして大きな空にも、
決して声は発しなくても「おはよう」「今日もよろしく」「いつもサンキュー♪」と心の中でお声掛けしていきたいな~って思います。
本当の優しさは感謝の心から生まれます。
7色の輝きは、作ろうと思ってできるものではありません。
日々の努力と感謝の気持ちこそ、輝き続けていけるのかなと思う今日この頃です。