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カッコいい女性

連日いらっしゃるお客様たち。
ワクワク、ドキドキの中、私のところを訪れてくれるのですが、
皆さん好きな色と似合う色とが違うと知ると、それはそれは驚きの表情を隠せないでいます。
偶然にも好きな色と同じだったと喜ぶ方もいれば、まるで素通りだった色が似合うとわかり、動揺している方。決してご縁のなかった色だけれど、似合うとわかったら、急に嬉しくなってしまった!という方など、毎日いろんな方の新発見をお手伝いしています。
私のコンサルは、よくあるカラーコンサルティングとはどこか違うと言われますが、何が違うのかは自分自身よくわかりません(笑)。というのも、他の人と比較したことなど一度もないからです。
自らが「似合う色」を発掘していった立場に近いということもあり、比較するものがなかったということもあります。
最初は古い色彩学の本やら心理学の本など、ありとあらゆるものから学
び、当時教えてくださった講師の方にできる限りのことを学びました。そのあとは自分の力を信じるまでです。
もちろん人一倍努力をしてきています。
そして「色のひと(R)」として、ベテランとなった今でも常に初心にもどって1日1日を送っています。これが色のプロとしての信条だからです。
この職人気質には、正直自分でも驚きです(笑)。
昨日もいらしたお客様に「先生ってカッコいい!」と言われました。
「え?カッコいい?」一瞬戸惑ってしまいましたが何故だか嬉しかったです。
お客様の中にはそれこそ「カッコいい女になりたい!」という方がいらっしゃいますが、その方たちの気持ちがちょっぴりわかったような気がします。
・地に足がついていて、きちんと1人で立っていられること、
・周りに振り回されることなく、決してブレることがないこと
・自分に責任を持ち、常に止まることなく前進し続けていること
これらは私が日々自分に律していることの一部です。
そして何より、
・今の自分を、未来の自分を、ちゃんと信じつづけること
これは一番大事にしているクレドです。
なんて偉そうなことを書いてしまいましたが、
カッコいいなんて言葉は、私にはまだまだハードルが高いです。
でもこの言葉が相応しい女性になっていけたらな、って思っています。

2

今月は、予想通りに毎日があっという間に過ぎていきます。
テレビでも
「今年を漢字一文字で表すとなんですか?」
なんて質問が飛び交っていますが、皆さんはどうですか?
私はというと、
やっぱり『軸』しか思いつきませんでした。
「会社」ではなく「個人」がいきてくる今、
やはり自分軸をきちんと持ち合わせていないと厳しいのが現実。
資格やキャリアの賞味期限が極端に短くなってきていることは、
皆さんもうすうす気づいているでしょう。
私自身、いくつか資格は持っていますが、それを仕事で使ったことは
ほとんどと言っていいくらいありません。
色のひと(R)として、何ができるか、
それはこれからの自身の課題でありますが、決して無理はするつもりはありません。
ですが、自分の「土台」が「軸」がしっかりしていれば、
いままでにはない新しいことでもトライできる、チャレンジしてみたい、そう思っています。
2009年は社会全体で色んなことがありました。
そして皆さん自身にも恐らく色んな変化があったのではないかと思います。
「土台のしっかりしている人」
「自分軸がとおっている人」
「ブレのない人」
こういう言葉を周囲から言われた事のある人は、
それは大変素晴らしい褒め言葉ですので自信をもってください。
とくに最後の「ブレのない人」・・・と言われた方は、
自然とあなたの自己ブランドが完成し、あなただけのオーラが周囲にふわ~と漂いはじめている証ですね。
さて前置きが長くなりましたが、
そんなブレのない代表とも言えるカッコいい大人2人が再びタッグを組みました。
そしてつい先日、この変化のある2009年に記念すべき1冊を出版されました。
著者は私の尊敬している人であり、友人でもある
浜口隆則さん村尾隆介さんのお2人。
1作目の『誰かに話したくなる小さな会社』(かんき出版)はちょうど昨年の今頃
出版され、いまでも多くの方々のバイブルとなっています。
そして待望の2作目は、
『My Credo』(かんき出版)
です。
カッコいいですね。タイトルまでが・・・。
マイクレド。
まさに自分の信条、自分の軸です。
私もよく口にしていることが、この本にもたっぷり書かれています。
私のように1つのことを長くやってくると、当然不安にもなりますし、
正直ブレそうにもなったことも何度もあります。
でもひとたび自分の土台、自分のクレドを決めさえすれば、
あとはそれを見返していけば、自ずと1本の軸が出来上がっていきます。
マイクレドは頑固とは違います。
自分が決めた、自分らしく生きるための自分との約束みたいなものです。
私は仕事上本当にいろんな経営者の方とお会いしてきていますが、
彼らほど、いまの時代に必要な、すばらしい経営者ではないかと思っています。
友人としても応援していますし、それだけでなく尊敬しています。
軸のしっかりした人というのは、
沢山いそうで、そう滅多にお会いすることができません。
自分の軸ができたからこそ、彼らと出会うことができたのかなと思っています。
クリスマスにぴったりの本「My Credo」。
この本を読んで、今いちど、自分というものを見直してみてはいかがでしょうか?
人は前に進み続けることと同時に
ときどき立ち止まって、自身を見なおすことが大事です。
これを怠っては、またどこかで挫いてしまいます。
今年も残り僅かですが、
私もしっかり自分のこれまでを、そしてこれからを
考え、見直してみたいと思っています。
ちなみに今回の装丁はブラックがメインとなっています。
自分の信条というだけあって、力強い色の代表でもある「黒」がとてもピタリときています。でも読まれるとわかりますが、太い軸がとおっていながらも、著者の優しさと温かさがどのページからも伝わってきます。
装丁の色は黒ではありますが、表紙の質感がどこかソフトに魅せてくれているのを感じます。
それと中の紙の色が真っ白ではなく黄みの強い色を選択していることで、彼らの強さと温もりとの両面が、
とてもバランスよく1冊に込められているのではないかと思いました。
2009年の最後に、とても温かいすてきな本をありがとございます。

4

お金の才能

「あなたはお金の才能ありますか?」
なんて聞かれたら、正直ドキっとしてしまいますよね。
でももし、その方法が身近にあるのなら?
正直知ってみたいかな。
さて今日は皆さんに是非ご紹介したい本があります。
それは「お金の才能を身につけるための本」です。
以前にもこのブログでご紹介させていただいたことのある、
米国公認会計士の午堂登紀雄さん の新刊になります。
「サラリーマンでも大家さんになれる」という彼の考えは、とても斬新で興味深いもの。
もう何冊も本を出されている午堂さんは、とても気さくで面白く、
会うといつもくだらない冗談を交わすだけで終わってしまいます。
午堂さんは、経営者としてだけでなく、著者としての才能も素晴らしいお方です。
どの本も読みやすく、仕事や暮らしに役立つヒントがいっぱい!
読者としては嬉しい限りです。
今回はタイトルも実にストレート。
~人生お金に困らない人生戦略~
『お金の才能』(かんき出版)

このわかりやすいタイトルからも、
午堂さんの裏表のない親しみやすさが感じられます。
ボーナスカットだ、経費削減だの、不況不況と騒がれている昨今ですが、この本1冊で何かヒントを得られそうです。
ちなみに装丁はシルバーにブラックと男らしい雰囲気に
アクセントカラーでお金が貯まる象徴とも言えるイエローがちらり。
私はこのさり気ないちらり“イエロー”に、午堂さんらしさを感じています。
来年からどんな計画をたてようか、
どんな方向性を歩んでいこうか、
どうやってお金を使っていこうか、
どうしたらお金が貯まっていくのか、
こんな風に頭を悩ませている方がいたとしたら、
ぜひ年末休みにでも読まれてみてはいかがでしょうか。
私も今年は本当に色々ありましたので、この本で気持ちを引き締めて
来年に望みたいと思っています。

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心に染みる音色の記憶

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身震いするほどの演奏を聴き、心から感動してつい涙をこぼしてしまった・・・。
こういった経験は何度もあることではありません。
きっと、1年に1度あればいいほうかもしれませんね。
かつて音楽の道を進んでいた経験もあることから、
胸の奥が熱くなるような、ああ、もう一回聴きたい!といった経験は
しっかり身体で覚えています。
皆さんもきっとありますよね。
中でも私の記憶に刻まれている音色は、
決して大きなクラシックコンサートではなく、
小さくて古い教会でのクリスマスミニコンサートでした。
寒いクリスマスの夜に教会から聴こえてくる賛美歌に
つい引き込まれて足を運んでしまった、それがこの音色との出会いです。
そこはとても素朴な教会で、決して煌びやかではありませんでした。
クリスマスのデコレーションも、赤と緑と、少しだけシルバー&ゴールド程度で昔ながらのクリスマスの飾りつけがされていただけ。
でもなんだか懐かしい、それでいて温かい。
目には見えなくても、心で見える、それが音色。
子供達の歌声に、建物内に深く響き渡る木琴の音。
透き通るような儚い音を奏でるハンドベル。
それぞれにそれぞれのすばらしい音色を感じました。
涙を誘うような音楽に出会うってステキですよね。
1年に1度でも、10年に1度でもいい。
音楽を生で聴いて見る日を作ってみてくださいね。
心の浄化は大事ですから・・・。

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自分のキャパを知ることが美肌に変わる?!

ついに12月になってしまいました。ってもう一週間、過ぎてますね(笑)。
ここから猛スピードでカウントダウンしていきそうで怖いです。
「誰か少し時間を止めて~!」
って思ってしまうのはこの私だけでしょうか?(笑)
この時期になると特に、
日頃から応援してくれている方々はもちろんのこと、
頼れる品々、役に立つ情報など、私を手助けしてくれる全てのヒト、モノに感謝の気持ちでいっぱいになります。
皆さんもご存知のとおり、私はと~ても長い間(笑)フリーで仕事をしていますが、やっぱり1人では何もできません。
20代の頃は、何から何まで自分ひとりでやらなくては!と、一生懸命でしたが、いまはすっかり手を抜くことを覚えました。いえ、手を抜くというちょっと違いますね。自分のペースで、自分らしく輝くために、無理をしなくなったといった方が正しいかな。
それが例え自分でできる事であっても、自分のキャパを超えてしまうようなときは、出来るだけ超える前に、人や物、そして今でしたらインターネットの力を借りるようにしています。
皆さんも日々生活していると、やろうと思えば大体のことって1人でできますよね。
料理だって本を見ればなんとか作れるし、掃除は掃除機があれば動かすだけだものね(笑)。
経理関係だって、本屋に行けば「これから始める人が読む経理」みたいな参考書は山ほどあります。変な話、いまは恋愛だって誰かが手助けしてくれる時代。婚活ブームないま、お見合いサイトやお見合い合コンなどにお世話になる方法だってあるわけで・・・。
何から何まで溢れかえっているのが2009年の今。しかも料理や経理や婚活の全てが、インターネットを使える環境さえあれば可能にしてしまいます。
頼れるものがあるって便利ですよね。
私も便利なものはよく利用します。
とくに最近気になるのが、あらゆる情報を正確に素早く教えてくれる口コミサイト「Alike.jp」。魅力なのが都内だけでなく全国の情報がわかるということ。1人で仕事をしている私には大変有難いサイトなんです。まるで情報コンシェルジュのよう・・・。
もともと隠れ家サロンを開いている私は、自分自身も友人やお客様からすてきな隠れ家情報をいただいては利用させていただいております。でも良いものは良い!ってやっぱり皆さんに伝えたいですよね。
その皆さんの「いい!」「よかったよ!」「おすすめ!!」という生の声が、このサイトにはしっかり盛り込まれているのです。
特に、「いざ!」「いま!」「すぐに!」「行きたい!」「食べたい!」「見たい!」というときって非常に困りますよね。その都度友人に電話して、「どこかある??」、て聞くのも大変だし、友人にも迷惑をかけてしまいます。
そんなもやもやしていた私にピッタリのサイトを発見!
それがアライクさん。本当に助かってます。
自分キャパは、自分でしかわかりません。
何を、どうしていくか。
自分が楽しくハッピーにいられるには何を手放せばいいのかを
考えてみるといいかもしれません。
私は自分らしくいられることは、全てが“バランス”だと思っています。そのバランスを支えているもの、それは皆さんそれぞれ違うもの。
仕事、家庭、趣味、色々ありますが、自分という木にどんな枝がのびて、その先にどんな実がついているのか、2009年の最後に考えてみるのもいいかもしれません。
自分は人を和ませたり、癒したりすることが仕事の1つになっていますが、そんな自分だからこそ、時々人に癒されたいという時もあります。
なので時間を見つけたら、マッサージにいったり、美味しいコーヒーをいれてくれるカフェに寄ったり、思い切って一人旅に出たりもします。
でもこれらを心から楽しめるようになったのは、自分の「軸」がしっかりできるようになってからです。自分の足が「地」にしっかりつくようになってからです。
まさしく自分の土台です。
私は、自分が崩れたときにどうすれば這い上がれるか、自分でよく心得ています。だからいまは、毎日が無理せず、楽しく、そして何より自分らしくいられます。
大好きな人とお仕事をさせていただけるのも、
自分の土台を確立させることができたからです。
たまに「七江さんはどうしてもっと仕事の幅を広げないの?」と聞かれますが、答えは簡単。自分の土台が欠けてしまうからです。どんなに丈夫なコップでも、ひとたび欠けてしまったら、たとえ元に戻せても完璧なときより壊れやすくなります。
人も同じです。
一度壊すと、以前よりも丈夫には戻れない。でも壊さないように維持することはできます。それが「自分にとっての軸」なんだと思います。
「軸」というと長い感じなので、私の場合にはどちらかというと「台」かな。
もっとどっしりとした重石みたいなものです。風がふくと飛んでいってしまうようなのではダメなのです。
人間なんだから当然いろんな人がいます。
若い子もいれば、年配の方も。女性もいれば、男性だっている。
お酒を飲める人もいれば、飲めない人だっているし、
電車通勤している人もいれば、移動はタクシー!という人だっている。
どんなコト、モノであろうと、
それぞれが違うし、色んな「色」がある。
だから甲乙などつけられない。
自分にとっての太い軸。
自分の今のキャパシティー。
これらをしっかりさせることこそ、
自らを磨いてくれる最高の方法だと思っています。