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心に染みる音色の記憶

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身震いするほどの演奏を聴き、心から感動してつい涙をこぼしてしまった・・・。
こういった経験は何度もあることではありません。
きっと、1年に1度あればいいほうかもしれませんね。
かつて音楽の道を進んでいた経験もあることから、
胸の奥が熱くなるような、ああ、もう一回聴きたい!といった経験は
しっかり身体で覚えています。
皆さんもきっとありますよね。
中でも私の記憶に刻まれている音色は、
決して大きなクラシックコンサートではなく、
小さくて古い教会でのクリスマスミニコンサートでした。
寒いクリスマスの夜に教会から聴こえてくる賛美歌に
つい引き込まれて足を運んでしまった、それがこの音色との出会いです。
そこはとても素朴な教会で、決して煌びやかではありませんでした。
クリスマスのデコレーションも、赤と緑と、少しだけシルバー&ゴールド程度で昔ながらのクリスマスの飾りつけがされていただけ。
でもなんだか懐かしい、それでいて温かい。
目には見えなくても、心で見える、それが音色。
子供達の歌声に、建物内に深く響き渡る木琴の音。
透き通るような儚い音を奏でるハンドベル。
それぞれにそれぞれのすばらしい音色を感じました。
涙を誘うような音楽に出会うってステキですよね。
1年に1度でも、10年に1度でもいい。
音楽を生で聴いて見る日を作ってみてくださいね。
心の浄化は大事ですから・・・。