現在カラー＆イメージレッスンの追い込みで、生徒さんとともに毎日奮闘中です！
さて今日も午前中は、都内でマンツーマンレッスン。
本日の生徒さんとの出会いは、もうかれこれ３年ほど前になります。
そんな彼女の昔の定番スタイルは、黒のパンツスーツに真っ白なシャツ。働く女性にはありがちなシャープスタイルでした。
でも彼女の似合う色は、黒とはまるでかけ離れたポップでキュートな春色。男性に見下されないためにも、自分の柔らかい雰囲気をどこかで感じながらも黒を着ているといいます。
もともとあまり色を取り入れるほうではなかったこともあり、最初は１色取り入れるだけでも、彼女にとってはかなりの勇気のいること。
周りがどんどん自分色で華やかになっていくなかで、１つ１つ自分なりに納得していかないと、なかなか前に進めない彼女のスピードはとてもゆったりでした。
でも誰よりもやる気はありましね。だから私は時間がかかっても、ずっと見守っていこうと心に決めていました。
周りがどんなに焦っていても、彼女だけはいつだってマイペース。
でもあれから３年、彼女は確実に自分らしさを手にし始めています。
現在特別イメージレッスンを受けている彼女。
そして今日のレッスンではついに、
スカートをはいてきてくれました。
「え、スカート？？？」って思った人もいるかと思います。
そうです。あのスカートです。
でもね、彼女にとって、女子の代名詞でもあるスカートをみにつけることは、とても勇気のいることだったのです。
皆さんもパンツが苦手とか、ノースリーブが苦手とか、過去に一度はあるんじゃないかな。
以前彼女と一緒にお買い物をしたときのこと。
似合うスカートとワンピースを見つけたのでそれを購入したのですが、ほとんど着てないと言うではありませんか。特に会社には絶対着て行かないとまで断言。
でもそんな彼女も、レッスンを受けていくうちに少しずつ変わっていきました。
そして変化していく自分にどこか心地よさを感じるようになり、
次第に眠っていた本質の部分を見つけはじめました。
そして今日、ずっと拒んでいたスカートを
はいてきてくれたというわけです。
あまりにも嬉しくて、1人舞い上がっている私ですが、このハッピーな気持ちを、ブログを通して皆さんにもご報告しようと思って、いま、もくもくと書いています（笑）。
私の役目は、お客様の魅力を最大限に引きだすことです。
そしてその魅力をお客様自身が実感し、素直に受け入れられるようになって初めて私はおしゃれ度がアップしてくると思っています。
忙しい毎日を過ごしていると、自分の魅力がなんなのか気づかないもの。
もしかしたら自分を振り返ることなど縁のないまま、生涯を終えてしまうこともないとは言えません。
そして「自分の魅力」とは、
言葉を変えれば、
その人の生まれ持った「本質的なもの」なのです。
だからこそ、無理に隠そうとしたり、変えようとする必要はないのです。
この本質は、内面だけでなく、外見も、その人のすべての要素に存在していると私は思います。
そして今日の生徒さん。外見はとても女性らしくて、羨ましいほどに大胆なフリルやリボンが似合うお方。当然、これまで目指していたシャープ（かっこいいもの）というイメージとはかけ離れています。
内面がとてもしっかりしていてコンサバティブな部分が多い分、ついソフトな部分にどこかで気づきながらも、素直に受け入れられなかったのかもしれません。
でもそんな彼女も、やっと自分のことを可愛いと言えるようなりました。
先日も、照れながら私に
「先生、これ可愛いでしょ？」
と綺麗なピンクをしたブラウスをさして話かけてきます。
しかも！
先週は一週間ずっと、会社にスカートをはいていったそうです。
当然シャープ路線からラブリー路線に変更した彼女の姿を目にした同僚や上司は、驚きを隠せなかったことでしょう。
でもかなり好評だったみたいです。そうでしょう、そうでしょう。＾＾
似合わない色やスタイルで行くから、周りの人は違和感を感じるのです。おしゃれさんだから目がいくのではなく、色や形があっていないために何だか変だなと感じ、ついつい見てはコメントしてしまうのです。でも、自分に合っている色や形でコーディネートしていけば、周囲の驚きはほんの数分でおさまります。
そのあともまだ視線を感じるようでしたら、それはあなたがあまりに綺麗だから。顔と服がとてもバランスが取れていて見ていて心地よいからです。
キレイな人やカッコいい人を見つけると、つい目でおってしまうのと同じなんですね。
嬉しさのあまり、長く綴ってしまいましたが、お客さまや生徒さんの嬉しエピソードは、まだまだ沢山あります。
また皆さんの笑顔を見れるように、
これからも日々アンテナを立てて頑張っていきたいと思っています。
ということで、嬉しい！ご報告でした。
