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垣根を取り払った人は美しい

丁寧な暮らしがもたらす美の証…それはどんなに素晴らしいエステや美容液でも決して超えることのできない最強のもの。
朝起きてから夜寝るまで、正確に言えば、眠りについてから朝目覚めるまでと言ったほうが良いか、つまりは24時間すべてが女性にとって無駄に出来ない大切な時間なのです。
今、私がもっとも素敵だと感じる女性というのは、いつの間にか作られてしまった既成の枠から解き放たれ、自分らしい美を、自分らしいキレイを追求し輝き続けている人です。
従来の年齢イメージは今や存在しません。成熟すればするほど、輝きを増す女性を見ていると、日本の美は昔とはもう違う、更に進化しているんだなと常々思います。
そんな中、各世代向けのファッション誌の流行が目立ちますが、これらはあくまでオシャレのヒントに過ぎません。
時代のニーズにあった素晴らしいものも沢山ありますが、大事なのは自分らしい魅せ方はどうあるべきかがわかること。自らが客観的に見れるか?というところが着地点になるのだと私は思います。
自分にあったキレイが雑誌に全て書かれていたら誰も苦労なんてしません。迷って悩んで逃げてきたのなら、まずやるべきことは自分を客観視することです。
まだ自分らしい美について、迷ったことも考えたこともないという人も、今が正に自分自身を振り返る時かもしれません。
振り返り方は必ずしも洋服だけとは限りません。毎日の食事を気をつけたり、殺風景だった部屋に一輪の花をいけることかもしれない。塩麹や家庭菜園やオリジナルの化粧水作りかもしれません。
人は一人一人違った生き物であって、誰として同じものはこの世に存在しません。
誰にだって個性はあります。誰にだって癖はあります。それがプラスに傾くかマイナスに傾くかはその人次第。
マイナスだと思っている部分をプラスに変えていき、プラスの部分はさらに磨きをかけていくことで人はいくらでも輝いていけるのです。
内面は外見に滲みでて、外見は内面を映し出します。だからこそ自分をブラす余計な垣根は必要ならば削ったり減らしたり、時には失くすことも大切なんだと、私は思います。
20代、30代は若さというプレゼント付き。でも40代以降は違う。
ギフトなしで前に進むためにも、自分を360度客観視するつもりで一日一日を丁寧に暮らしていきたい。
いつもの道ではなくちょっと遠回りであっても、別の道を歩いてみることでこれまで見えてこなかったものが視野に入ってくるはず…
いつもと違う光景のなか、本当にあった雑誌をてにしての~んびり過ごす夏も案外悪くないかも!
焦らず、正く、選択する。
美しい人になるためには欠かせないことなのかもしれませんね。