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ファイト! お父さん

あれよあれよという間に
大好きな9月もあと数十分となってしまいました。
あれもしたい、これもしたいと
考えれば考えるほど、山のように浮かんできますが、
今日、いま、元気でいられることが、何よりも幸せです。





書籍のほうもあと少しとなってきました。
担当編集者の方が、とても頑張ってくださるので、
私はただそれにこたえようと日々格闘中です。
ん~編集の仕事って、
私にはとてもできないお仕事です。
日々尊敬です。Yさん、いつもありがとうございます。
感謝です☆
さて、先週くらいから急激に気温が下がり、駅のホームなどでブルブル震える女性も見かけます(その中の1人は間違いなく私ですが・・・・・・笑)。
先日も、朝は打ち合わせ、午後は大好きな女性と渋谷でお茶をし(まだ2回目なのに4時間お喋りしちゃいました!)、そのあとカフェに入って原稿&セミナーのレジメ作成、そして夜は生徒さんのコンサルティング。帰宅後は、残った仕事に力を注ぎました!
こういったスケジューリングは、めったにしないのですが、
いまは特別。
書籍のためにあと少しふんばります!!!
(そうは言っても、ヘビーな日の翌日はゆっくりしています)
久しぶりのブログなので、つい前置きが長くなってしまうな~。
どうかお許しを。。。
早速本題です。
今日皆さんにお話したいと思うテーマは
THE「働くお父さんの色」
です。
まずは私のエピソードから・・・・・・。
夜間のコンサルティングを終えて帰宅しているときのこと。
雨がしとしとと降っている中、あちこちにある水溜りを避けて通るのに苦戦するわたし。
幼い頃に長靴をはいてピチャピチャと遊んでいた映像がふと頭をよぎり、思い出にひたっていたら、靴が濡れていることなどどうでもよくなっていました。
そんなある日、とりあえず転ばないように足元だけは見て階段を上がっていたのですが、ふと顔を上げて前方を見ると、そこにはスーツを着た家路を急ぐお父さんのたちの姿がズラリ。働いて帰っていく男性の姿をみると、つい「お疲れさま!」と声をかけ、そして缶コーヒーを手渡したくなってしまうのは私だけでしょうか。
スーツ姿のお父さんたち。年齢は20代から70代までいろいろ。
そんな中、ある現象に気づきました。
それは、30代後半から50代半ばくらいの働き盛りのお父さんたちが、
みなさん同じように見えてしまうのです。
色で例えるならば、間違いなくグレー、いえ、鼠色です。
事実、スーツの色ということもありますが、
どうやらスーツの色だけが原因ではないようです。
働き盛りの男性であれば、本来はグレーでなく、
情熱で満ち溢れる“赤”であったり、クールで冷静さを保つ“青”でありたいもの。
白でもなく、黒でもなく、赤でもなく、青でもない、
どの色とも言えないような、薄っすらともやのかかった“グレー”のオーラに包まれている人が勢揃いしているようでした。
少しいまの日本に似ています。
グレーの姿は、政治も経済も、薄暗い靄のかかった、先がよく見えないいまを象徴しているみたいに・・・・・・。
中にはいくつになってもキリッとしたダンディーな方もいらっしゃいますが、残念ながら、最近あまり見かけません。
見かける姿といえば、裾や袖が擦り切れていたり、どう見ても10年以上スーツを買い換えていないだろうと思えるような身なりをしていたり、靴は底が磨り減って、クタクタになっていたりといった、まさに自身を身なりに映し出しているようです。
どんなに仕事が出来る人でも、どんなに幸せな人でも、
こういった姿を見てしまうと、誰もがそうは思ってくれないでしょう。
私のところは、8割がた女性のお客様ですが、数年前から男性の方からの依頼も増えています。以前は経営者や役員の方が多かったのですが、最近は普通に会社勤めをされている若い方も沢山いらっしゃいます。
女性の方には、同じ女性として、
「一緒に磨きをかけていってもらいたい!」
と特に思いますが、
本当に自分をよく見て、知って、表現しなくてはいけないのは、
もしかしたら男性のほうなのかもしれません。
職種によっては、制服や私服で過ごされる人もいらっしゃるかと思いますが、実際半分以上の方は、勤務中はスーツというのが多いようです。
スーツというのは、一見みんな同じように見えます。
でも実はとても奥が深いもの。
色もそうですが、デザインや素材など、こだわればこだわるほどきりがありません!
もしかしたら家族よりも長く、共に時間を共有しているかもしれないスーツこそ、もっと真剣に、そして大事に思ってもらいたいなって思います。
女性の場合には、スカーフやアクセサリーでだいぶ雰囲気をかえられますが、男性のスーツ姿は、自分色・自分スタイルをきちんと把握しておかないと、自分を魅せるには、一苦労してしまうかもしれません。
ネクタイの色、Yシャツの色。
スーツと何をどう組み合わせれば、誰が見ても素敵な「出来るオトコ」になるのか・・・・・・。
今一度考えてみてもいいのかな。
私が尊敬している社長さんがいらっしゃいます。
彼は、70歳を過ぎた今でも、ロマンスグレーのヘアにネクタイは赤や青の入ったレジメンタルやストライプや色つきのシャツをうまく組み合わせていらっしゃいます。
後ろ姿はパッとみ、まさに全身グレーですが、グレーのオーラはどこにも見当たりません。
常に前を見て、凛としている姿は、いくつになってもやる気と情熱の“赤”で輝いています。
現在連載中の携帯サイト(ウーマンウェイブ)のコラムでもグレーのお話を取り上げましたが、グレーという色は、一見合わせやすいだけに、言葉をかえればとても平凡な色ともいえます。
だからこそグレーを使うときには、もしくはグレーを身につけるときには、何色と組合せるかを、他の色以上に気を配ることが大事なのです。
またグレー1色で素敵に魅せる人というのは、その人自身が自信に満ち溢れ、内面から輝いているように見えます。
じ~と見ていると、グレーのモヤモヤが取れ、いつの間にかクリアなダイヤモンドに見えてしまうから不思議です。
もし、今みなさんが、日常に少しくたびれているうようでしたら、
少し潤いをあげてみてくださいね!そしていつの日か、後姿に色のある素敵な人になってください。
私も頑張ります。





今季もいろんなグレーが店頭に並んでいます。
つい無難な色ということで、手にしてしまいそうですが、
ちょっと待った~!です。
もやもやを取って、ダイヤモンドに出来る人はぜひトライ!
まだちょっと自信がないな・・・・・・と思う人は、少し明るめの色を敢えて着るようにしてみるといいですよ。
元気な色からパワーをもらって、自信もついてくるはずです。
グレーという色は、それぐらい、使う人によって、
おしゃれな色にもなるし、平凡な色にもなるのです。