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あと少し!

先ほど2度目の原稿直しを出版社に届けて参りました。
何度も何度も読み直し、小さなところも抜かりなく見なおします。今回も可能な限り赤をいれていきました。
私にとって本を作るという作業は、お客様と直接お会いしてコンサルティングするより遥かに難しいお仕事だと感じています。なぜなら不特定多数の方々に同じ表現で私の考えや想いをお伝えしなくてはならないからです。
しかも本というのは私だけの力でできるものではありません。お洋服にトレンドがあるように、本にもトレンドはあります。時にはこうしたトレンドを組み込まなくてはならないこともありますし、出版してくださる会社のカラーや意向というのも大切にしなくてはなりません。
読む側から書く側になって初めて、良い本というのは一体どういう本なのか?がわかるようになった気がします。
1冊の本が完成するために、著者はもちろん、編集者、デザイナー、イラストレーターなど、誰一人として欠けることはできません。だからこそ完成した喜びは大きく最後まで頑張って本当に良かった…という気持になれるのかなって、思います。
今回の本は2作目ということもありものすごいプレッシャーだったようです。そのことに気づいたのもつい先日のこと。それもからだのSOSで初めて気付かされました。からだって本当に正直です。^^;
でも決して無理したわけではないんですよ。むしろ楽しかったくらいです(今はすっかりピンピンしていますのでご心配なくね!)。
私にとって本作りはみなさんに読んでもらいたい、伝えたい、この強い気持ち一つで取り組んています。この気持が強ければ強いほど本はより良い作品になっていくのではないでしょうか。そう思います。だから苦しい時があっても、結果いつも笑顔になれるんですよね。不思議です。特に装丁の色やデザイン決めは、色屋だけにとてもやりがいを感じます。デザイナーさんとのやりとりも、編集者さんとのやりとりも、毎回奥深いです。素人にはわからないものを沢山教えていただけますし、自分の感性も活かすことができるので、とても楽しいです。
ちなみに今回の装丁については、まだ色校チェックが途中なので秘密で〜す。^^
あと2週間もすれば、恐らくAmazonの予約画面に登場するかと思います。
私もまだ完成したのを見てないので今からとても楽しみです。早く見たいな〜。
ということで、ちょっとブレイクしながら皆さんに途中経過のご報告でした。
今週末は一足先に出版される友人秋竹朋子さんの出版記念パーティに参加してきます。当日着る服を明日見てこようかな〜って思っています。というのも私が少し話すらしいのです。。(笑)
まだまだ寒いですが、身も心もそろそろ春気分に切り替えていきたいと思います。