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普段と違う色が馴染むとき…

最近いつもと違う習慣があります。
それはピンクを意識することが多くなったということ。
以前から女性を代表するような優しくて可愛らしいピンク色が苦手でした。
似合うか似合わないかで言うと、相当似合うほう。見た目的に似合うとわかっていてもいざ顔周りに持っていくることがなんだか恥ずかしく、若い頃は特に避けていたような気がします。
先日ある大事な選択をしなくてはならない場面に遭遇しました。自分の中で答えが決まりいざ決断した後、何を思ったのかそのまま行きつけのネイルサロンに駆け込みネイルを真っ赤にしてきたのです。デザインもフレンチネイルとか部分的なものではありません。まさにベタ塗りです!しかも落ち着いた赤ではなく、どこからどうみても真っ赤!という大変鮮やかな赤をセレクト。
もともと足に赤ネイルは定番なのですが、その日の赤は足の爪よりもさらに鮮明な赤。手足で赤!しかも真っ赤というのはかなり久しぶりのこと…自分でも驚きました。
皆さんもきっとご経験があるかと思いますが、赤は女性には大変受けが良いんですよね!ですが男性からの反応は…賛否両論。どちらかというと怖がられるほうが多いですかね(笑)。
さらに色を扱う私としては手元に真っ赤という色があると色を見る際何らかの障害になることもありますので、よっぽどのことがない限りは手元はヌーディーカラーやホワイト、シルバーといった私の肌に馴染むみ違和感のないものにしています。
それなのに赤を選ぶとは…
気付かないうちに自らのパワーを相当使っていたんでしょうね。今回の赤セレクトは完全なるエネルギー補給です(笑)。とは言っても仕事の内容も把握した上での赤セレクトではありましたが(どんな時でも客観的に見ること、理性を失わないことだけは律しています)自分でも思い切ったな〜と今振り返ると思います。
ネイルサロンを出て真っ赤に染まった爪を見て、最初は「いい感じ!元気でるな〜!」と思っていました。洋服や小物選びもせっかくなのでネイル色に合わせていつもとは違う選び方をしてみたり、チークやリップの色も比較的ピンク系からレッド系にシフトチェンジしたり…
でも不思議。本来比較的好きなはずの赤。なのに「やっぱり赤っていいな〜」と思っていられたのはほんの1週間たらず…今の自分に「赤」という色が吊り合っていないことに気づくのです。
外見的なものだけで判断すると、私は比較的赤がしかも真っ赤が似合います。それこそ真っ赤なルージュというものが様になる方です。デパートの化粧品カウンターに立ち寄ると決まって真っ赤なルージュを付けられるくらいに、赤という色は私自身に艶をつけ、思い切って上げてくれる色であることは間違いありません。
ただ内面と外見とを一致させた状態、つまり至ってナチュラルな自分を表現するには、赤が大量に不可欠というほどでもありません。むしろ赤単独というより、赤に白をブレンドさせた「ピンク」が実は欠かせない存在だったりします。
人には似合う色の中でも本質的な色というのも存在します。本質的な…というのは、外見的な色(パーソナルカラー)に限るものではありません。むしろ内面的な色が大きく影響してきます。
これまで似合うと思っていた色が急に似合わなくなったり、似合わないと思っていた色が急に馴染んできたりするようになったら、それは外見的な色(パーソナルカラー)が変わったのではなく、内面的な色、つまり本質的な部分も動き始めた証拠です。
こうした壁にぶつかった時は、いよいよ自分の心地よいイメージ探しの旅のチケットを渡された…そう思われると良いと思います。
もちろんそのチケットを使うか無駄にするかは皆さん次第です。
色はいつもいつもプラスのメッセージだけとは限りません。時には今の自分に必要ならばマイナスのメッセージを発することもあるのです。
たまには、今の自分に必要なお薬は何色かな〜?なんて考えてみるのも楽しいものですよ。


nanae

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