後ろ姿がすべてを語る？

つい後回しにしてしまいがちなバックスタイル。
見えないからこそ、気を抜けない大事な場所です。
ヘアスタイル、服、ベルト、バッグ、靴など、チェックポイントはいっぱい。
中でも末端は、小さいながらも、その人のライフスタイル全てを物語る重要なパーツだったりします。
私たちは、片面だけではありません。前も後ろも、両面あります。また、左があれば右もあります。上もあれば下もあります。360度、すべてがあって、初めて自分の姿が成り立つということを忘れてはいけません。
しかも、人は、目に付きやすぃ前よりも、案外後ろを見ていたりするものです。きっかけは前であっても、そのあと続くかどうかは、見えない後ろにかかっている？なんてこともあります。
女性が女性と話しをするときって、つい相手の髪を見てしまうことってありませんか？（男性の視線というのは、きっと違うと思いますので、ここは女性目線でお話ししたいと思います。笑）
天使の輪が見えそうな、艶のあるキレイな髪をされていたら、誰だって目で追いかけたくなります。それが後姿だったりすると、ついどんな方なんだろう・・・・・・てなりますよね。
人は、自分達が思っている以上に、スタイルよりも、中身を見ています。髪の毛で言えば、髪型よりも、お手入れが行き届いているかという本質的なところ。
有名なスタイリストさんにカットしてもらっても、パサパサ髪では美しさが半減です。上はツヤがあっても、末端に潤いが届いてなければ、これまた悲しい感じがします。
洋服も同じです。
高級ブランドの服であっても、シワだらけではお洋服が泣いてしまいます。後ろの裾から糸が出ている、なんていうのも十分に気をつけたいところです。また、私も頻繁に経験しては涙していますが、靴のヒールの部分。どんなにキレイな髪をしていても、靴のかかとがボロボロだと、あ～残念だなって。ヒールについては、女性ならではの悩みですよね。少しの傷なら良いですが、あまりひどいようなら、さよならする覚悟も必要です。
靴は男性にとっても、いえ、女性以上に気になるアイテムなのかなって思います。男性の靴からは、女性以上に、その方の声が聞こえてくるかのように、密かなメッセージを感じます。靴に愛情を注いでいるかどうかで、その人の人となりが見えてくるというわけです。自分で靴磨きしている人とそうでない人も、靴がたっぷり語っています。
こうしたことは、ささいなディテールにすぎないけれど、実はとても重要なことだったりするんです。
つい見落としてしまいがちな後ろ姿ですが、朝と夜だけでも、チェックしてみるようにしてみるといいかもしれませんね。
というこいとでこうしたお話しもチラホラ、以前にも予告しておりました、20代、30代の女子力を磨くワンテーマ･マガジン「Ozplus（オズプラス）・5月号」が本日発売になりました。私七江もお手伝いさせていただきました。今回は、わたしをきちんと伝えるための、“いい印象”の残し方、というテーマでお話しさせていただきました。
4月から新生活を迎えるにあたって、皆様のなんらかのヒントにしていただけたら嬉しいです。良かったらぜひお手にとって見ていただけたら幸いです。また、男性の方にも読んでいただける内容になっています。
いい印象とは、自分のためだけにあるものではありません。自分はもちろん、相手のため、社会のためにあると思ってください。
せっかく出会った方とも、いい関係を続けていきたい。そのためにも、いい印象、よい空気感を残していけるよう、意識できることは意識し、努力できることは努力していけたらステキですよね。
ということで、ますます年齢不詳でお恥かしいですが、春らしくピンクで登場していますので、良かったら見てみてください。