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中はオレンジ、外はブルー??

秋風が気持が良いですね。過ごしやすい時季になってきました。

街のあちこちでは、ハロウィンの飾り付けが始まっていますね。さすがにまだ早いのでは?と思うこともありますが、ハロウィン好きの私としては「ハロウィン予告」をされたようで、少しわくわく。心が温まります。

毎年お話しする話しですが、ハロウィンと言えば「オレンジ」。

オレンジには色んな意味がありますが、私が一番大事にしている意味は、やはりオレンジが与える「コミュニケーション力」かな。

オレンジは赤のようなリーダーシップさも、黄色のようなムードメーカーさもありません。悪く言えば無難といった位置にいる色。でも赤と黄色で作られれているからこそ生まれる独特の色のパワーがこの色には存在します。目立ち過ぎず、落ち着き過ぎず、人を惹きつける力が……。

少し前に、私をよく知る方に、こんな質問をしてみました。

「ねえ、私を色で例えると何色かな?」と。

すると全く想像していなかった色を言われました。そうです”オレンジ”という答えが返ってきたのです。その時お相手の方は、素直にそう思った答えをくださったのに、私は一瞬戸惑ってしまいました。

オレンジと言われて大抵の人は喜ぶと思います。オレンジって本当素敵な色ですから。ですが私は戸惑ってしまったんですね。その戸惑いに驚いたお相手は、何がいけなかったのだろうと、恐らく短い時間の中で考えてくださったと思います(笑)。

その後すぐ、「青っぽいところもあるけどね!」と付け加え、さらにはオレンジと思った理由を述べてくれました。とても嬉しかったです。

では、なぜ私は最初驚いたのか。

それは、オレンジという色を私は普段どこにも身に付けていないからです。

私の色素には、オレンジという色がどうしても馴染まず、仕事柄よっぽどのことがない限り身に付けていません。着たいな、持ちたいなと思っていても、馴染まない色というのは変に取り入れてしまうとそこだけが浮いてしまう危険色。メインのお洋服はもちろん、アクセントとなるバッグや靴にもなかなか用られないんですよね。なのでファッションについては頑張っても小物レベルでの取り入れ方でした。

もちろん、トーン(色の調子のこと)によっては馴染みやすいオレンジもありますが、ドンピシャ!という色にはなかなかお会いできないのでもっぱら私はインテリアやフードで取り入れてながらオレンジとは付き合っています。

一方、ブルーは、ちょっと馴染みにくいトーンであっても上手にバランスをとればそこそこ似合ってしまう色。当然着る頻度も多いですから、よく出会う人から似合う色に「青」をあげられることが多いのも事実。ですが中身は?というと、青の要素はもちろんありますが、ちょっとした時にふわっと表れるくらいでしょうか。

私はよく、セミナーでも、書籍の中でも、

『外見(外観)と内面とが一致している人(モノ)というのは愛される』

とお話しします。

外見とは人で言うならばヘアスタイルやメイクを含めたファッション。人以外となると外観と表現するとわかりやすいでしょうか。お店なら店構えだったり、商品ならパッケージの色や紙袋の色だったり。

では内面とはなんでしょう。私が考える内面とは、色々ありますが性格を含めたその人の信念だったり、その店やモノのコンセプトだったりをさしています。

この外見と内面とを自分なりに上手にブレンドし、色に置き換え、衣・食・住にバランスよく取り入れていく。これがうまく出来るようになると自己を客観視できていることになり、さらには裏表のないナチュラルさが生まれるのではないでしょうか。

必要であれば1つ1つ細かく分析をしていきますが、基本仕事でないことは深く考えませんし、むしろ疲れてしまうのでプライベートではさらっと捉えるように心がけています。自分のことについてはとくにです。ある程度の自己分析はできていることもあり、最近は改めて色に落としこむといったことはしていませんでした。

オレンジ。正直、相手の方はどんなオレンジを想像して答えてくれたかまでは聞いていませんが、一般的な意味だけで考えると、オレンジというのは、赤と黄色を足した色。そして私の内面はこの赤と黄色が入っています。もちろん他の色も含まれていますが、自分が外に伝わったらいいな?と思う色は、この2色と2番めにおっしゃって頂けた青の3色なのです。

普段から信頼する方だけあって、さすがだなって思いました。

最高の褒め言葉ですよね!

オレンジから脱線してしまいましたが、自分の色は何色なんだろう‥‥‥、こんな質問を身近な人に聞いてみるのもなかなか楽しいですよ!

 


nanae

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