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SEXY

バンクーバオリンピック。盛り上がっていますね。
先日も楽しみにしていた男子フィギュアスケートが行われました。もうみなさんもご存知のとおり、やってくれました高橋大輔選手。すばらしいのひと言です。メダルが確定したその日は号外も・・・。
今回の彼の演技は、正直金メダルに等しい演技だったと思います。本当に素晴らしかった。4年前、トリノオリンピックで荒川静香選手が見せてくれたあの時と同じような感覚に陥りました。高橋選手のセクシーさに、ただただ吸い込まれていった、そんな時間でした。
先日のセミナーでも、会場でちょうど高橋選手の話をしたばかりでした。
日本の男性有名人で“内と外とのバランス力が一致している人”といって真っ先に思いついたのが、ゴルフの石川遼選手とスケートの高橋大輔選手。またこの二人に共通することは、ムードのある空気感、そして周囲を魅了する色気があるということ。
わたしはこのことを『その人の独特の色がある』という表現をさせていただきました。その色というのは、まさに個性だけでは終わらない、周囲からも信頼され、それ以上に自分自身をしっかり信頼し、内側の奥底から滲み出て来ている、そんな安定感のあるバランスのとれた色表現だと思っているのです。
外見だけを着飾ることは誰にでもできます。内側をひたすら磨くことも同じくできます。
でもこのどちらもバランスよく自分のいい塩梅にもっていくことのできる人というのは、なかなかいないと思うのです。出来ている人というのは、きっと誰からも愛され、常に人が集まっている、応援されているのかなと思います。
スケーターとしての“自分魅せ術”を熟知し、それが自分への自信と信頼へとつながった高橋選手。演技だけでなく衣装も素晴らしかったですね。ご覧になった方はわかったと思いますが、ちょっぴりオチャメな感じと、情熱的でかつすっとした大人の男性像とが垣間見られる彼らしい着こなし方でしたね(赤のアクセント加減が絶妙でした)。
ただセクシー、ただ色気のあるというだけでなく、今回の高橋選手から滲み出てきたムードには、プラス“らしさ”が衣装にも表現されていて、それがまたナチュラルで親しみやすく、クールさというよりも温かかったです。
やはりリンクの上で魅せるためには、最後までいかに自分をセクシーに魅せ続けていくかが大きな鍵になってくるのかなと思いました。
美しい色に包まれていたのは、私たちだけでなく彼自身もそのひとりだったのかもしれませんね・・・。
審査員の方たちも、あまりの美しさに目を奪われてしまったことでしょう。結果3位と終わってしまいましたが、私には金にしか見えませんでした。それくらいすばらしかった。思わず涙してしまいました。感無量です。素晴らしい演技をありがとうございました、と言いたいです。本当におつかれさまでした!
人は誰でも“自分を魅せる方法”というものがあります。
またそれを知ろうとするか、知らないで終わるかはその人次第。
1度しかない人生ですから、どんな仕事につこうとも、どんな生き方をしてようとも、自分の大事な時間をより美しい、ムードのあるものにしていく努力を、わたしも含め、私たちはしていかなくてはいけないのかなと改めて教わった気がします。


nanae

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