Month: 2月 2008

先日、お友達と一緒に武蔵小山にあるチュニジア料理屋さん「イリッサ」 に行ってきました。
こじんまりとしていてまさに隠れ家的なお店。女性オーナーが1人で店を切り盛りしているのですが、メニューもいろいろあって本当に楽しいお店です。ただお酒をいっさい扱っていないため、食べたい！でも飲みたい！という人は、まずは美味しいお食事を堪能してから、別の店へと移動されることをおすすめします。
シェフのメリッサさんの温かい対応と素晴らしい笑顔にもう大・大満足。常連さんが多いのも納得です。
さて、今回この店を案内してくれたのは現在ALL　ABOUTのエスニック料理のナビゲーターをされている佐藤わか子さん。彼女とはとあるパーティーで意気投合し、それ以来仲良くさせていただいています。
もちろん彼女もこのお店の常連さん。何から何まで食べつくしているエスニック料理の達人です。
ということで本日のお料理は、定番のものからわか子さんおすすめのちょっとグロテスクなものまでいただいてみました。
食べることに夢中で写真を撮り忘れてしまったのですが、最初は野菜のディップとパンをチュニジアのお茶と一緒にいただきました。
その後いただいたのがこちら。
チュニジアで人気の「ブリック」という料理。セモリナ粉で作られた皮で卵を包んで揚げたもの。卵をこぼさないように手でいただくのがマナーなのだとか。
慣れた手つきで食べるわか子さんに対し、葛藤しながら食べる私。ちょっぴり大変でしたが（私だけね！笑）、とっても美味しかったです。
食べると中からトロ～と出てくる卵の黄身と、サクっと揚がった皮との絶妙なコンビネーションが最高。なかなかマナー通りにはいきませんでしたが苦労して食べたかいがありました。
その後は暫くお喋りで時間が・・・。
小腹が減ってきたのでまたもや注文。
今度はマトンの脳ミソを調理したものをいただきました。
写真もばっちり撮ったのですが、映像的にどうかなと思って掲載はパスすることにしてみました。皆さんのご想像にお任せします。でもかなりリアルでしたよ～。
わか子さんと一緒だから食べれたけれど、きっと１人だったら絶対無理だったと思います。お味は保証しますが見た目はかなりリアルなので、何事にもチャンレジできる人にはおすすめします。
ちなみにお味は白子みたいな感じかな。
さっぱりとしていて女性好みの味付けでいただきました。
冗談抜きで美味しかったですよ。
次にいただいたのが牛のすねの部分だったかな。
コラーゲンたっぷりの煮込み料理をいただきました。
お陰で翌日はお肌ツルツル。
やっぱりコラーゲンってすごい！て実感しましたね。
どのお料理もいろんな香辛料を使用しているわりに口当たりがマイルドで日本人に合います。わか子さんもおっしゃってましたが、多くの人が描いているエスニック料理＝辛いという概念は、いまやもう存在しないんだなと感じました。
チュニジア料理は初めての経験でしたが、その国の料理と国民性というのはどこか似通っているように思います。オーナーさんの澄んだ心と、彼女の作った優しい味のお料理。どちらも本当に美しくて素敵でした。
ちなみにお店の看板の色はチュニジアの赤い国旗とは対象的な明るいブルー。
「赤と青」という対照的な色みがとても印象的でした。
オーナーさんのどんな思いが込められているのか、今度訪れた際に伺ってみたいと思いました。
日本ではまだまだ珍しいチュニジア料理。
辛いのが苦手と思っている人には特におすすめですよ。
是非足を運んでみてくださいね！