～飛んでイスタンブール～
飛行機で12時間かけてイスタンブールのアタテュルク空港に無事到着。機内では「ダイハード4.0」を堪能し、その後はいつの間にか夢の中でした。
国際線ターミナルから国内線ターミナルへ向かう途中、相方は「飛んでイスタンブール」を歌っていましたね。あ、知らない？ですよね。私もよく存じません（笑）。
そんなことより国内線ターミナルは思ったよりこじんまりしていました。出発まで時間があったので、カフェで一休みしようということに。でもまだトルコリラが手元になかったので、近くの売店で20ドル分だけチェンジしてもらいました。そして早速お店へ。
いや～驚きましたね。どこも禁煙ブースなどなく、もうモクモクとタバコの煙だらけ。トルコに着いて一番最初に感じたのが、なんて喫煙者が多いのだろう･･･ということ。あっという間に大事な黒髪がタバコの臭いで汚染されてしまいました。
ショーケースに美味しそうなお菓子が並んでいたのですが、ガイドブックによると相当甘いと記載。とりあえず手始めには飲み物だけにしました。私は勿論コーヒーを。値段は日本と全く同じでした。しかも美味しくなかった･･･涙。
ひと休みした後ターミナルから表に出て、外の空気を吸いました。深紅のトルコ国旗が冷たい空気の中ではためいているのを見ると「ああ、トルコにいるんだな」と実感。
空港の中にいる人達を見るとみんな髭や眉毛が濃い！トルコはアジアとヨーロッパの境目に位置するのは知っていたけれど、住んでいる人達は中近東系の人が多いのかしら。それともたまたまかな？なんて色んな思いを抱えながら行き交う人たちを見ていました。
ここトルコはヨーロッパであってヨーロッパでない。アジアであってアジアでない。中近東であって中近東でない。世界で唯一つ、「トルコ」という国なんですね。
暫くして国内線を乗り継ぎました。中に入るとこれまた嬉しい悲鳴。少し深めのターコイズブルーの椅子がわたしたちを待ち構えてくれていました。しかも何故かビジネスに。思わずネイルと一緒にパシャ！いかがでしょうか？
国の中央に位置するカイセリという町に到着。空港はとても小さくて裏寂れており、場末感満載。小雨がそぼ降るカッパドキアのゲートウェイとなる町にやっと着きました。
空港の外では日本語が堪能なイケメン現地人ガイドさんが迎えてくれました。ここから約1時間ほどマイクロバスに揺られていました。早速バスの中から気になるものを発見！あちこち目に付くカラフルなトラックや電車。思わず走行中の中、シャッターをきりました。
後でガイドさんに話しを聞いたところ、トルコ人はイスラム教国でありながら比較的自由人で、好きな色を好きな用に塗っていることが多いとか。
暫くして私が目にしたものは、未だかつて見たことのない不思議な形をした岩の群れ。
見て見て～。この形。このキノコの形をした岩は人間が造ったものではないんです。自然に出来たものなんだとか。てっぺんに乗っているのが固い岩、塔の部分がやわらかい岩で、風雨の浸食によってこんな形になったのだそうです。それにしてもしめじみたいだよね（笑）。
この岩も面白い形をしていますでしょ。穴が開いている部分はかつての住居跡。4世紀前後にキリスト教修道士が住みついていたそうで、東京ディズニーランドなんかにありそうな岩だけれど、100％自然です。
穴の中には見事なキリスト教の壁画が。ところどころ剥がれているのは異教の民による破壊活動によるものみたいです。12～13世紀頃に書かれたとか。
らくだの形をした岩。これを見ていにしえの修道士は神の力を信じたに違いないですよね。
ついでに私もパシャ！
暫く見学したあとやっとランチタイム。洞窟レストランに連れて行ってもらいました。そのときのメニューはスープ2種にメインとデザートでした。今回はツアーに参加していたので、ツアーの仲間たちと一緒のお食事となりました。このときは後に仲良くなるとは思ってもいなかった。
その後陶芸工房に見学にいき、カラフルな数々のお皿を見て本日は終了。
カッパドキアは町の名前ではなく、この地域一帯の名前。幾つかの町や村で構成されていて、見所を歩いてみて回るのはとても無理です。車やツアーで回るのが絶対オススメです。ギョレメ、ユルギュップ、ネヴシェヒルといった町や村のうち、私たちが宿泊したのはギョレメのホテル。トルコの初日は大興奮のうちに終わったのでした。
Month: 11月 2007
トルコ日記 Vo．1
～いざ出発！～
出発ギリギリまでレッスンが入っていた私は、朝から飛び回っていました。都内から自宅に戻り、夕方の羽田行きのバスに乗るために大慌てで荷物を準備し始める私。
さて大体のところ準備が終わったのでいざ出発！
足りないものは空港で買えばいっかね、といつもの感じでトルコの旅はスタートしたのです。
羽田に着いてからは時間があったので本屋に立ち寄り雑誌を購入。
今回は申込みが1ヶ月前とギリギリだったので、羽田発イスタンブール行きが取れず、羽田から一旦関西空港に回り、そこからイスタンブールへ向かうというスケジュールに。
関空は初めてだったので何だかんだで楽しみにしていました。もともと関西好きの私にとっては案外ラッキーでした。というのも関空で美味しいお好み焼きを食べてから出発する計画を練っていたので･･･。
でも現実は甘かった！！！
関空に着いた時刻が20時50分。手続きなどを終えて後でゆっくり食べようとレストラン街に向かった時刻が21時5分。さっきまで開いていたお店が１件を除いて全て閉まっているではありませんか。
勿論その1件というのは24時間営業の水色×ピンク色の看板をしたコンビニエンスストアのローソン。涙。
結局おにぎりとお茶を頂きました。
でも関空は良かったですよ！
ということで関空発イスタンブール行きのトルコ航空の搭乗ゲートに向かいました。
入り口に立っているキレイなトルコ航空のCAさんが手渡してくれたものはトルコブルーをした機内用スリッパ。そして中にはいってさらにビックリ！座席も毛布も全てトルコブルー１色。その後配られてきた歯ブラシや靴ベラの入ったトラベルキッドもトルコブルー。可愛くて一人でニヤニヤしてしまいました。
あ～ここでもつくづくネイルをトルコブルーにしてきて良かった～って思いましたね。
（後日ネイルの写真も載せますのでお楽しみに！）
ということでスタートはいい感じにきりました！
と言いたいところですが、イスタンブール行きの飛行機の中で、羽田で買った雑誌がないことに･･･。どうやら羽田⇒関空の飛行機に置いてきてしまったようです。涙
でもすぐ気持ちを切り替えて、いざ睡眠！（笑）
とその前に機内食を少しだけいただきました。
トルコ料理を期待していたのですが、出てきたのは御寿司でした（ガックリ！）。
こんな感じでトルコへの旅は始まりました。
次回はイスタンブールに着いてからのお話をお伝えします。
お楽しみに～☆
帰国しました！
昨日、無事イスタンブールから帰国致しました。
今回の旅は今までの中でも色んな意味で奥深く、また“sweet 10”に相応しい記念すべきものとなりました。
カメラも一眼レフのデジカメ（メモリは4GBなので容量たっぷり！）を持参したのでバッチリ撮影してきちゃいました。ざっと600枚くらいかな･･･。うふふ。
ＮＨＫなどでは「トルコは危ない！」と放映されていたそうですが、現地は全くそんな気配はありませんでした。トルコ人曰く、ＰＫＫ問題で危険とされているエリアは、イラクとの国境のごく一部だけのようで、しかも現在は厳重な警備が行き届いているためにある意味安全になっているとか。
観光を楽しんだことは勿論ですが、トルコに住む人が考える日本のイメージ＆トルコのイメージを知ることができたり、世界遺産やあちこちにある古い建物を見ることで歴史の深さを改めて感じることができました。また学生時代から世界史（中世時代前後）が大好きだったのも、役に立ったのかもしれません。
でも何より一番の財産になったのは、旅先で素敵な4人の日本人に出会えたことです。詳しくはまた書きますが、全員血液型の違う26歳の大阪在住の女の子たち。笑顔がとっても素敵で本当に可愛い女の子たちでした。
日本でも気が合う仲間に出会うことは難しいことなのに、遠く離れた場所で世界観や価値観が同じ仲間と出会えるなんて、本当思ってもみませんでした。また一緒に旅行がしたい！と心から思いましたね。
そんな楽しい日もあっという間で、今日は朝から洗濯を三回＆掃除です。
お昼ごはんはシンプルに
・ ご飯＆納豆
・ 大根の味噌汁
・ 和風サラダ
・ 鶏胸肉のソテー 胡麻風味
それにしてもトリップ体験続きのトルコの旅でした。
色のことでも感じたことやトルコならではの色話などもお伝えしたいことがありますので、少しずつ、写真も添えながらご紹介していきたいと思います。
ちなみに楽しかったに加え、いろんな意味で一回り、いや二回りほど大きくなってしまったので（笑）、明日から集中ジム通いで～す。
《追記》
Lustreの営業は明日19日（月）からとなります。
何卒宜しく御願致します。
七江亜紀
休暇の御知らせ
先日スターバックスで「聖しこの夜」を耳にしました。
紅葉を楽しむ間もなく、クリスマスがやってきてしまいそう･･･。
さて皆さまにお休みの御知らせです。
本日9日から18日まで、Lustreサロンの営業をお休みさせていただきます。
つきましてはコンサルティングのお問い合わせ及びお申込みにつきましては、
大変恐れ入りますが19（月）以降に御願申し上げます。
また皆さまからのブログへのコメントには同じく19日よりお返事致しますので何卒宜しく御願致します。
今回のお休みは、今年もあと少しで終わるというのに、大変大変遅い夏休み休暇となります。
今年は結婚10周年ということもあり、トルコに行ってきます。
ということで昨日ネイルカラーをトルコブルーにしてきました！といっても実際に見た色とつけた色とではかなり違ってしまい、想像していたものとは少し違ってはいますが、初のブルーということでちょっぴり新鮮です。
でも正直次はこの色はないですね。
私にはイエローベースの色はやっぱり似合わない。わかっていて塗ったのですが、想像以上に落ち着かないことに驚きです。でも母から譲りうけたトルコ石の指輪がしっくりくるのでOKとしたいと思います。
ということでトルコ現地では、トルコ料理は勿論のこと空の色や街の色などいろいろ見て感じてきたいと思っています。またこの経験が皆さまに何らかの形でお伝えできればなとも思っていますので楽しみにしていてください。
それでは宜しく御願致します。
行ってきます。
Aki Nanae
ココチよい部屋づくりとは？
先週末は、つい先日1人暮らしをスタートさせたばかりのお客様のお買い物同行をさせていただきました。
今回のお客様からの依頼はファッションではなく、インテリアのお買い物同行。
事前にしっかりお客様の御予算と御要望を伺っていきます。
（基本的には新居のインテリアとさせていただいております）
お客様がどういったお部屋にしたいかを私のほうでキャッチできたらその後は構想を練っていきます。お部屋の図面をいただき、大体のところまで決めたうえで実際にお部屋のほうへ伺います。
私はインテリアコーディネーターではなくインテリアスタイリストですので、複雑な図面をひいたりといった作業は致しません。あくまでお客様のお部屋を快適なものにするためのお手伝いをさせていただいております。
具体的には、お客様のお部屋の床、壁、ドアなどの色や雰囲気にあった家具や小物を選んでいくという作業を引き受けます。
今回のお部屋は、床の色とドアの色とキッチンの扉の色とがアンバランスなため、棚やベッドの素材選びに時間をかけました。
現在まだコーディネート進行中のおうちですが、お客様本人も一生懸命考えてくださっているので、きっと素敵なお部屋が完成すると思います。
私の場合、「お客様と一緒」が基本なので、大変嬉しいことです。
あとは小物探しです。
今回のテーマは「赤（イエローベースの明るい赤）」に決定したので、これから色んな配色バージョンを考えていきます。
また家具もファッションと同じで、ただ”色”を合わせるだけではキレイには見せられません。素材は勿論のこと、形（高さ、幅、奥行き）も大事なポイント。
形と床や絨毯の色との絶妙なバランスをはかり家具を選ぶこと、これが素敵な部屋づくりにとって難しいところであります。
皆さん、
黒い服を上下を別々のところで購入し、いざ着てみて外に出てみたら、
「え！コレ本当に黒なの？色が微妙に違う･･･」
といった経験ありませんか？
木材の微妙な色の違いがコレに近いものがあります。気にならない人は気になりませんが、おしゃれにこだわったり、日々色にアンテナを張っている人は、普段から色に慣れているため、時間が経つと次第に落ち着かなくなります。
ファッションはすぐ替えられますが、インテリアは簡単にはチェンジできないのでじっくり考える必要があるというわけです。
皆さんも自分のお部屋の雰囲気をいまいちど見直してみてはいかがですか？
なんか最近眠れない･･･なんて思っている人は、もしかしたらベッドカバーの色がお部屋に合っていないのかも。チェックしてみてくださいね！
