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色なしには人生は語れない

今日という日もあっという間でした。
震災から1ヶ月半。原発問題に不安を隠せませんし、未だ行方のわからない方も大勢いる中、時間だけは刻々と過ぎていきます。
みなさんは今どんな気持ちで毎日を過ごされていますか?
私はというと、先月末から仕事は通常通り動き出しました。昨日は長野から、今日は大分からと、都内だけでなく全国からお客さまがコンサルティングを受けにいらしてくださいます。自分を信頼して尋ねてきてくださることに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にみなさまありがとうございます。
震災をきっかけに、
「もう一度自分としっかり向き合いたい!」
そう思われる方が増えているように思いますし、恐らくこれからもっともっと増えていくことでしょう。
自分がどんな色に染まっているのか、またどんな色が似合うのか・・・・・・。
色というのは、知らなかったら知らないで何でもないことです。ですが知っているとどう違うのか。
『色なしには人生は語れない』
大げさですが、そんな風に思っています。
色というのは、ただ見て楽しむものだけではありません。心で感じる色もあれば、口にして感じる色もあります。
茶色をした可愛らしい犬に癒されたり、見るからに甘そうな真っ赤ないちごに心を奪われてしまったり。
人は知らないうちに物や人の色に惹きつけられているのです。
今、日本には、震災で家族と離れ離れになってしまったり、大事な友人を失ってしまったり、住む家も勤め先も、全て失って苦しんでいる方々が大勢いらっしゃいます。
どうしたらいいものだろうかと日々考えその都度胸が苦しくなります。
自分にできること、自分にしかできないこと。一体なんだろう。
私の力など微力すぎて大して役にたてないのかもしれませんが、それでも何もしないよりずっといい。
そんな時、現在も大変な状況に身をおいていらっしゃるお客さまからメールを頂きました。
「七江さんのブログに元気をもらっています。これからも何気ないお話しをしていただけたら嬉しいです」
と。
本当にありがたいひと言でした。嬉しかったです。
拙い文章でお恥かしい限りですが、これからも色を通して、みなさまにと勇気や元気、そしてさりげない私からのメッセージを贈っていければと思っていますので、日本の復興のために、これから成長していく未来の子ども達のためにも、一緒に力を合わせて前進していきましょう。
植物の色。
大地の色。
空の色。
人の色。
私たちは毎日たくさんの色を感じて生きています。
このことをしっかり心に刻んで、1日1日を大事に暮らしていっていただけたら幸いです。


nanae

2 Comments

  1. まさしく、色なしで人生は語れなくなってしまった一人です。先生の下でレッスンを始めたころは「そんなに違うのかな??」と半信半疑でした。
    でも、本当にピンチな状況に立たされたときに、初めてその威力を実感しました。客観的に見れば、かなり大変なはずのことが、本人はそう感じていなくてニコニコ元気にしていること、周りの方々から惜しみもなく手を差し伸べてくださること、それを素直に受け取り感謝できる自分がいること。
    ようやく、ななえ先生のHPのキャッチコピーである「ココチヨイ」を少し演出できるようになって来たのかなぁ??と思う今日この頃です。

  2. >ふみえさん
    素敵なコメントをありがとうございます。
    ふみえさんがおっしゃるように、私は色はただ今を幸せにしてくれるものだとは思っておりません。人生には楽しいことだけでは決してありません。今回の未曾有の震災もそうです。いつどこで悲しい出来事がやってくるかわかりません。
    自分にとっての色、似合う色もそうですが、自分が必要としている色や自分が今求められている色など、ありとあらゆる色を日々感じ、それを自分のものとして客観的にわかるようになってくると、ピンチの時に凛としていられます。
    ふみえさんの今を知っているからこそ、私は思います。本当に自分の土台をしっかりつかんだなって思います。
    でもこれからです。土台を固めたあとは、それを周囲の人につなげていってください。
    ふみえさんの良さをみなさんにお伝えしていってこそ、自分も含め、仲間もココチヨクなれると信じています。
    応援しています。

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