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六本木アートナイト

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六本木の街がアートと融合し、一夜限りの変貌を遂げる六本木アートナイト。
週末は久しぶりのプライベート時間を満開の桜に見守られながら楽しんできました。六本木をトリップするような様々なアートに終始ワクワク。まるで子供のようにはしゃいでしまいました。
芸術を直接見て、触れて、感じることの大切さを改めて教えてもらえた気がします。
そこにいるだけで笑顔になれてしまう…そんな不思議なアートミュージアム。子供も大人も楽しめる空間って、なかなかないですよね。本当に楽しかったです。
中でも現在NHK Eテレで放送中の教育番組「デザインあ」を展覧会というかたちに発展させた企画が最高でした!もともとこの番組の大ファンで普段から録画しては見ています。この番組は、身の回りのあらゆるモノをデザインという観点でとらえ直し、子供向けに作られた画期的な作品です。でもこの番組の素晴らしいところは、大人が見ても面白い!というところ。映像は極めてシンプルであるものの、クオリティが実に高いのです。この品質にさらに輪をかけているのが音楽担当のCornelius。恐らく、この音楽なしでは、この作品は成立していないのでは?と思うほど。特に新しい何かがあるわけでもないのですが、耳に心地よく、自然に馴染んでしまうところが、私的には好きなところでもあります。
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さて、話は元に戻りますが、六本木アートナイトでの展覧会のテーマは「デザインマインド」。日々の生活や行動の中に存在するデザインをきっかけに、感性や創造力を養っていく、育んでいくという展覧会。私たちの身の回りに潜んでいる様々な、「あ!」を、見て、聴いて、触って、楽しめる場所に仕上がっていました。
この展覧会は6月2日(日)まで東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21DESIGN SIGHTにて開催されていますので、良かったら是非ご家族と一緒に足を運んでみてください。私も最低もう1回は見に行く予定です。
夜はまだまだ続きます。デザインあ展の後は、カリフォルニアデザインを観賞してきました。
こちらの展覧会はカリフォルニアにおける「ミッドセンチュリー・モダン」デザインをテーマにした大規模なもの。もともとミッドセンチュリーの家具に興味のある私には、それはそれは最高の展覧会でした。中の作品には、色んな色が使われていましたが、全体的に日本と違う色味で構成されているんですよね。カリフォルニアの温暖な気候や楽観主義的な風土、そしてアジア、メキシコに近いというリッチからか、どこか開放的で、明るい色彩が特徴なのかな。
日本でも、昔に比べてかなり色んなトーンの色を見かけるようにはなってきましたが、まだまだ探すのにひと苦労だったりします。
どこにでもありそうなオレンジ色も、どこか埃っぽい感じもあってそれがまたほっこりするというか。。馴染みのあるようで実は珍しいブルーが多く使われていたりとか。配色にも役に立つ作品がいっぱいありました。
こちらも開催中にもう1度見に行けたらいいな。イームズの椅子もいっぱいあって、椅子好きには大満足な空間です。
そんなこんなで、夜20時くらいからアートが楽しめるなんて、なんて幸せなことなんでしょう!今年で4回目となる六本木アートナイトですが、来年も絶対に来たい!そう思いました。
でもアートも素晴らしかったけれど、脇役のようで主役と言える満開の桜はなんとも言えない風格でした。ライトアップの仕方で色んな色に染まるソメイヨシノが一夜明けた今もまだ頭から離れません。
素敵な夜を過ごすことが出来ました。いい思い出になりそうです。
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nanae

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