ここ数日、気持ちのよい冬晴れが続いています。でも、しんとした空気に包まれる冬はやっぱり寒い！身体はもちろん心まで冷えてしまいそうです。
桜の季節はもうすぐ目の前までやってきています。先日もデパ地下に行ったら、いちごフェアが出されているすぐ横で、遠慮がちに春野菜がちらほら顔を見せ始めていました。
いまというこの季節も、あっという間に終わってしまいます。だからこそ、寒い寒いではなく、このとっておきの冬を楽しめたらいいですよね。
一度は行ってみたいと思っていた場所に思い切って行ってみるというのはどうでしょうか。
ときどき訪れる好きな場所に足を運ぶのも、これまたいいですよね。
ちょっと遠出をしたときには、地元の人に交じって、ちかくのカフェで普通にお茶したり読書をしてみたり、ときには静かに物思いにふけってみたり･･････
海が見える場所ならば、波の音を耳にしながら冷たい冬風を感じてみたり。
和の心に触れてみたりするのもいいですね。
職人ワザを感じる小物や伝統のある器など、直接手で触って、豊かさを感じる時間ももてたらステキですよね。
寒いとつい五感も鈍ってきます。だからこそ自ら意識してセンスを高めていく気持ちを大事にしてみてはいかがでしょうか。
お客さまからよく
「どうしたら色をもっと上手に配色したり、見極めたりできるようになりますか？いい方法を教えてください」
というお話しがあります。
実はこれ、非常に回答に困る質問だったりします。＾＾；
色を感じるというのは、簡単に言葉で説明できるものではありません。なぜならば、色は目で見るものではなく、心で、全身で感じるものだからです。
そのためには、目を鍛えるだけでなく、いい音楽を聴いたり、いい香りをかいだり、美味しい食事をしたり、肌触りのよいものを手にしたりと、五感をバランスよく使うことが大切なのです。
きんと冷えた空気のように、みなさんも五感を働かせていきませか？
