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東京タワーも衣替え?

10月1日、今日は乳がん撲滅運動の日。そして東京タワーがピンク色にライトアップされる日でもあります。東京のシンボルも衣替えというわけですね。
さて乳がんは昨今日本人女性の30人に1人がなるといわれています。また早期発見で治る可能性も高いと言われており、このことを知ってもらうために、各地でイベントが行われています。そして六本木ヒルズでは、「ピンクリボンフェスティバル」というイベントが実施されました。
イベントの内容はピンクのリボンを販売したり、マンモグラフィ(乳房X線撮影装置)の展示もあるそうです。それだけでなく芸能人のミニライブやトークショーなど楽しいイベントも盛りだくさん。このイベントを通して出来るだけ多くの方に少しでも乳がんが他人事ではなく、自分にも十分可能性があるということを理解してもらい、そして早期発見のために、定期健診の大切さをを知ってもらうことを目的だといいます。
でも早期発見が大切とはいっても、正直”癌”と聞くと怖く、病院にいくのも勇気がいるはずです。そこでこのイベントでは、お客様に気軽に来て貰えるように、明るい、可愛らしい、やわかいイメージを大切にしているそうです。実際にこのイベントがきっかけで命を救われたという人も多いとのこと。
皆さんは現在、自らの意思で定期的に検診を受けたりしていますか?私はというとお恥ずかしいことにここ2年くらい検査を怠っていました。それまでは年に一回必ず検査を受けるようにしていたのですが・・・。ついつい忙しいを理由に自分の身体のことをないがしろにしていたように思います。反省・・・。
今日という日を通じ、もう一度1人の大人の女性として、正しい生き方が出来ているかを見直してみようかと思いました。皆さんのなかでも、まだ一度も検査を受けたことのない方は勿論のこと、私のようにここ最近怠っている・・・という人も、これを機会に検診に行ってみませんか?
自分の命はもはや自分だけのものではありません。パートナーや両親、子供、友人と、貴方を必要とする人は沢山いるのです。一日でも元気に暮らせるように、セルフケアは欠かせないものですね。これからは月に1回のお友達とのランチを乳がんの検診日に充てる気持ちでいけたらなと思っています。
ちなみに今日のテーマカラーとなったていた「ピンク」は、若返りの色とも言われていて、若さに作用するといわれている女性ホルモンの活性化に役立ってくれるのです。
最近ではだいぶ見慣れてきましたが、産婦人科やレディースクリニックなどのの多くに、ピンクを取り入れたインテリアが目立ちます。女性にとってピンクは切っても切り離せない色の1つなのかもしれません。ピンクはどうも・・・という人も、是非どこかしらにさり気無く取り入れてみてはいかがでしょうか?きっとお肌もプルプルに生き生きとしてくると思いますよ。是非お試しください。
ちなみに東京タワー、明日はオレンジ色がライトアップされるとか。残念ながら我が家からは目にすることができませんが、見ることのできる人は是非東京のシンボルをじっくりと眺めてみてはいかがですか。

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白い器

昨日は来週控えているスタイリング撮影に必要なものを揃えに(私はカラーコンサルタントに加え、フードコーディネートの仕事もしています)、近くの行き着けのお店を車であちこち回ってきました。鞄の中に手軽に運べるノートパソコンと、そろそろいいかな?と食器棚から取り出してきたスタバのハロウィン模様(ハロウィンの話は後日UPします!)のタンブラーを入れていざ出発!
お天気も曇りであまり気分は最高!とまではいきませんでしたが、なんだか振り返ってみると思っていたよりルンルンに過ごせたようにも思います(恐らくハロウィンタンブラーでの今年初のコーヒーを味わえたことと、そして周囲の人が私のハロウィンのパッケージを見て、”アレ可愛いね!”と言ってくれてたからかな。単純な私・・・^^)。
さて私のくだらない話はさておき、今回はスタイリングにあたって”白い食器を使って”がテーマということなので、それに見合った食器やクロス、そして簡単なお料理を考えるのですが、撮影日があまりにも急ということもあり、今回は家にあるものでコーディネートすることにしました。ただなんとなく面白いものがあればな?と思い、急遽車を走らせたというわけです。何件も見て回ったのですが、あまりいいのがなく、買ったものといえば秋らしいドイツ製のナプキン2種のみ。でもそれだけで大満足だったりします。
というのも家にあるものでちょっとしたおもてなしをするとなると、敢えて高い食器を買ったり、クロスを買ったりするのは本当に大変なんですね。なので私はいつも家庭にあるもので、買い足すものもできるだけお手軽に買えるものをプラスアルファすることで普段のテーブルを少しだけ華やかにすることを提案しています。そこで便利なのが今回購入したナプキン。これなら高くても500円そこそこで買えるので気楽に遊べるんですよね。特にヨーロッパのものはお洒落な絵柄や無地でも微妙な色などが豊富で、見てるだけで楽しくなってしまいます。
今回のテーマである「白い食器」ですが、必ず思い出してしまうエピソードがあるんです。それは大学時代の同級生に白い食器が大嫌い!という友達がいたんです。彼女は料理もとっても上手でしかも美人!(これはあまり関係ないですね)なのですが、白い食器だけは絶対買わないし、見たくないと言うのです。理由はというとなんだか寒々しいし、味気ないからだとか。確かに彼女の言うことは一理ありますよね。でもその味気ない白い食器がここ数年ずっと大人気なんです、一体どうしてなのでしょう。
白いものというのは確かに寒々しいというネガティブな意味もありますが、考え方次第でいくらでも素敵な意味にイメージさせることができる色なんですね。「白」は見てのとおり、清潔感、清涼感、無垢、純粋といった、まだ汚れていない、まっさらな状態をイメージできる色の代表色といえるわけです。ナースの制服やウエディングドレスが白というのもなんだか納得できるのではないでしょうか。男性も白いワイシャツを着ると身が引き締まるって言いますよね。きっと白という色は私たちにリセットする機会を与えてくれる色なのかもしれません。
私はずっと白い食器についてなんとか美味しく見せることができないかな?と考えてきました。きっと学生時代の彼女の言葉がどこかでひっかかっていたのでしょうね。おかげでいまでは白い食器を楽しむ方法をいっぱい覚えることができたように思います。白というのはいくらでも自分で色をつけていくことができる、もっというとその時々の気分やメニューによって、いくらでもイメージを塗り替えることができる優れ色というわけです。
時には涼しさを、時には清潔感を、時にはリセットボタンに、いつだってやり直せる、いつだって塗り替えられる、そんな白という色が私は大好きです。

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遅ればせながら夏休み

9日ぶりの日記です。
先週世間でいう夏休みというものを取ってきました。
今回は近場で時差のないところという条件のもとに、グアムに行ってきました。別の島には何度か足を運んでいるのですが、グアムというのは今回が初めて。
着いたときの感想は、「う~ん、なんともさびし気なところだな」という印象が大きかったのを覚えています。到着した日が曇りで空もどんよりとグレーがかっていたのも影響していたのかもしれません。ハワイが賑やかで南国!といったイメージが強いのに対しい、グアムはどちらかというと田舎の隠れ家的なリゾート地といった感じでした。
しかし今回の旅の目的は買いものでも観光でもなく、ただただ「何もしないでのんびり過ごしたい!」ということだったので、旅を終えて振り返ってみると、十分この目的を達成できたのかな・・・と大満足しています。重度の肩こりも軽減しており、かなりリフレッシュできたような。
でもまたやってしまいました。皮膚の弱い私は、やはり海外の日差しには勝てず、日焼け止めを塗っても何しても、上手くカバーできず、今年もお肌のトラブルを発生させてしまう結果に。 毎回次こそ気をつけなくては・・・と思うのですが、まったく学習できていない私であります。^^
さて今日はちょっぴりグアムについて思ったことを書いてみようと思います。
グアムは歴史を感じるものはどこにもなく、やはり人工的な印象が大きかったのが特徴です。中でもびっくりしたのが、デパートやモールの照明がなんせ暗いこと!昼間ならまだいられますが、夜になると街全体が薄暗く、気分もブルーになってしまいがち?といった感じでした。是非今の照明数を倍にしてもらえると嬉しいですね(笑)。でも昼間の青空はとっても美しかったです。時々見かける南国ならではの鮮やかな花たちは青い空のキャンパス地にす~っと描かれた刺繍の模様のように感じられました。
でも街に立ち並んでいる看板といえば、居酒屋、ラーメン屋、焼肉屋、射撃場といった日本語で書かれている少々煌びやかなものばかり。他にあるのは高級ブランド店が入っている大型ショッピングモールかな。日本人観光客の行動様式をそのままなぞらえたような街並みとなっていました。現地でもらったガイドにはKマートというスポットが大きく載っていました。もしかしてこれって普通のスーパー?日本のジャスコに外国人観光客が大挙押し寄せるような光景を思い浮かべていただけるとわかりやすいかなと思います(笑)。
それにしても空港でのテロ防止対策はすごく、最高のセキュリティ強度を誇っていました。行きも帰りもかばんだけでなく、中身の化粧ポーチなどまで細かくチェックされました。ちなみにグアムはテロ攻撃危険度5段階のうち4でしたね。何もなく、無事に帰国できて何よりです。というわけで短かったですが、時間をお金で買うという最高の贅沢な時を過ごすことができました。やっぱり旅行はいいですね!

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色が貴方の命を救う?

先日高速道路で大変悲しい事故が起きてしまいました。急カーブに下り坂。ちまたでは”魔のカーブ”と言われていたとか。事故のあった日は雨も降っていたため、道も滑りやすい状態。それにしても21台のトラックや乗用車の次々と追突している映像は何度見ても胸が苦しくなります。皆さんも運転にはくれぐれも気をつけてくださいね。私も気をつけます。
さて今日は高速道路にまつわる色のお話を1つしたいと思います。
車を運転する人も、いつだって助手席が私の特等席♪というひとも、一度は高速道路を走っていると緑色の地に白い文字で表示されている標識を見かけたことがありますよね?料金所の案内だったり、走行場所の案内だったり・・・。それにしてもこの標識、どうして緑地に白文字なんでしょうか?真剣に考えてみたことありますか?赤地に黒文字だったり、白地に金文字(これはさすがにないか・・・)では何故いけないのでしょうか?
実はこの色の配色、ちゃんと意味があるんですね。
書かれている文字や図柄を、運転している人に即座に読み取ってもらうために”読み取りやすい色”を追求した結果なんです。文字の色は地の色とどう組み合わせるかによって見え方が大きく変わってきます。緑や青といったバックの色に白い文字という組み合わせは、読みやすい配色の1つとされています。つまり見えやすさを決める要因の1つに”色”が関係しているわけです。
走りながら一瞬にして行き先が読み取れるよう、道路標識にはこの読みやすい組合せの色が使われているというわけです。特に高速道路は平均時速が80キロとスピードが出ているので、見やすい標識でないと運転手の一瞬の判断が遅れ、取り返しのつかないような大事故を引き起こすことになり兼ねません。
今日は交通標識の色の話を取り上げましたが、色の性質を上手に活用しているものは、実は他にもたくさんあるんですよ。少しずつ身近な色のお話をしていきたいと思います。お楽しみに☆

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なごみの色

今週はずっと雨模様が続いていますね。お陰でどうもいつもよりエンジンのかかり具合が悪い私。あの暑い日は何処へ?というような急激な温度差に体力がついていかず、正直驚きを隠せません。もっと真の内を明かすと、「まずい・・・秋物出してない・・・着る服がな~い!!!!」という感じが一番大きいでしょうか。朝会社に着て行く服が決まらなくてアタフタしてしまい、ふと鏡を覗き込むと朝からすさまじい顔をした自分とご対面。皆さんもこんな経験ありませんか?
そんなとき私はいつも、家にある草木を眺めます。すると少しだけ、ほんの少しだけですが心が和むのです。草木がなければ洋服でもクッションでも、なんなら冷蔵庫の中の野菜でも何でもOKです。緑色をした何かを見つけ、暫くじ~っと見つめてみてください。慌てている手を少し止め、しばらくじ~っと。すると、ほらね。なんだか心が楽になってきませんか?
緑色というのは色の種類の中でも「中間の色」と言われ、特別ポカポカ温かい感じを受けるわけでも、また寒々しい印象を受けるわけでもありません。つまりどちらにもよらない、中立の立場を保っている色といえます。そのため人は緑を見ると、「頑張るぞ!」とやる気を起こさせる色でもなく、「冷静にいかなくちゃ!」と集中力が高まる色でもなく、「ぼちぼちいきますか!普通が一番!」といったほどよい心の安らぎを与えてくれる、そんな大らかな色みに感じてくるのです。
また緑色は母の色とも言われています。私たちが緑に癒しを求めたり、安らぎを感じるときは心理的に満たさせてない現状から緑色に母の温もりを求めていることがあると言います。特に男性や幼い子供たちは、女性以上に、母親を愛するように緑を好む人が多いようです。母の色でもあり、愛の色でもある緑色は、私たちを幸せにしてくれる優しい色の象徴なのかもしれませんね。
ちなみに女性が緑を極端に好む場合には、母性本能が働いているときが多いとも言います。いま年下の彼に夢中!なんて人がいたら、周囲に緑色のものが増えてるかチェックしてみて!意外と昔より増えているかもしれませんよ~。