近所にはあまり知り合いはいないのですが、そんな中でも唯一親しくさせていただいている同世代の女性がいます。その方は子供を三人も出産しているのに、今でもスタイル抜群で、お顔もとってもキュート。カラーとスタイリングも今から10年ほど前に受けにいらしてくださったのですが、今でも自分色を上手にアレンジして着こなしていらっしゃいます。
そんな彼女とは偶然外でバッタリ!ということが良くあります。そして私の姿を見つけてくれるのはいつも彼女のほうだったりします。
いつ見ても自分色をオシャレに着こなし、歳を重ねるごとに若返っていく彼女の姿は、カラーコンサルタントとしても嬉しい限りですし、何より一人の女性としてずっと尊敬しています。それにいい刺激も受けますよね。お互いに。
そして昨日。仕事で使う食材を買いにいったときのこと。買い物を素早く済ませ(洋服も選ぶの早いですが、食材を見極めるのも相当早いです。笑)戻ろうとしたとき、いつものように彼女から声をかけられました。
私は目の前に立つ彼女の姿を見て、一瞬時に「あれ?」と思いました。そしてその場で彼女にこんな風に話しかけてみました。
「黒、珍しいね」と。
すると彼女も
「そうだね、久しぶりに着たかも」…と。
ちなみに彼女のパーソナルカラーは”AUTUMN”。
深みのあるイエローベースの色が似合う人。
その後お互いに急いでいたのでさよならしたのですが、彼女自身もわかっていたようですが、そのときの彼女はいつものキラキラオーラは全くなく、ただ“綺麗な人が黒を着ている”というオーラ一色でした。
それまで私の頭の中は、
「えっと、レシピどうしようかな。撮影にはどの野菜を使用しようかな。」とか、仕事のことばかり考えていたのですが、彼女の黒い姿を見たときから、すっかり頭の中は「あ~やっぱりパーソナルカラーってすごいな・・・」という思いにスイッチされていました。
きっと皆さんもこんな経験あるのではありませんか?
電車の中で、オフィスの中で、街の中で・・・。
それにしても”色”って不思議ですよね。
着る人が違うだけで、こんなにも見え方が違うんですから。
私も時々好きな色を手にしたくなりますが、やっぱり大事な商談とかセミナーがあるときには、自分色は絶対欠かせないですね。例え化粧ポーチを忘れてきたとしても(あ、これもかなり大事かも・・・笑)、似合う色だけは忘れないようにしたいものですよね。