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コーラル派?それともブルー派?

いつの間にか電車の中でブログを書くのが習慣になっています。そして今もiPhoneでもくもく。。
今日は朝からパソコンと睨めっこ。自宅を出てからは三カ所のカフェにお世話なりました。最後のカフェでは、電源が残り1%になるまで原稿書きです。出来ればあと5%分電源が欲しかったな…と言いたいところですが、ここは潔く諦めました!^0^
それはそうと明後日に大事な大事な撮影があるというのに、ここ一ヶ月の多忙なスケジュールのおかげか?、見事な大人ニキビ達をお出迎えしてしまいました。
あと1日しかないのに実に可哀想なわたくしであります。
でも考えようにはまだ1日あります!つい開き直ってしまおうと思いましたが、もう少し努力してからでも遅くはない!
ということで取り合えずアレコレ買い集めてみました。そして少しでも早く治すために皮膚科にもお世話に…。あとはたっぷりの睡眠ね!今日は早めに寝たいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、みなさんは春ものを何か新しく買いたしましたか?
今季はとにかくパステルが流行りますが、ただただ可愛らしい色をフリルやリボンやらで甘々に全身着こなすのはちょっとNGです。
色は甘くしても、素材でクールさを出したり、たとえマカロン色でフリルいっぱいであっても、ボトムスはピタッとした辛口パンツだったりと、しっかり甘辛バランスを取ることが大事です。
淡い色をベースにパキっとしたポップな色を、靴やバッグやベルトに取り入れるのもこの春らしい配色でステキですよ。特にオレンジや赤、黄色といった見ているだけで元気が出てきそうな色は、今季は特に多いですから、意識して探してみてください。
春らしい色の代表ともいえるピンクも、もちろん登場しています。ただ今季は色味に注目したいところ。
ちょっぴりクールなベビーピンクも見かけますが、特に多いのが、少しオレンジがかったようなコーラルピンク。アイボリーやハニーベージュに合わせたら馴染む色です。
アクセントとして、黄緑や明るいターコイズブルーを合わせてもオシャレかも!
他には青系が全般に出回ります。
中でも注目したいのがデニム生地のジャケット(正しくGジャンね!)やタイトスカートが本格的にカムバックします。これに合わせて、水色のシャツや明るい青の服や小物が沢山出ていますね。
さて、この春あなたはどんな色に自分を染めてみたいですか?
コーラル系?それともスカイブルー系?
ぜひ実際に街に出て、色をいろいろ味わってみてくださいね!
春はこれからが楽しくなります。花粉症やインフルエンザに負けないで。明るい色を着て、こちらからウィルスを追い払ってしまいましょう。
あ、電車到着です!
今日はここまで。

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色のひと(R)として

色分析を決して侮ってはいけない。
色を専門的に触れるようになってカレコレ長い年月が経ちました。もしかしたら色のスペシャリストとしてはそこそこになってきているかもしれません。
でも私にとって色を見る、色を付ける、色を比較する、色を分析する、色を組み合わせる、といった「色を扱う行為」については、それがたとえ小さなことであっても、お仕事ではなくプライベートなことであっても、決して適当に答えたりすることはありません。どんな時も、いつだって真剣です。
なぜならば、色のひととして語る以上、色に対してプロと見なされるわけですしその責任がのしかかります。また色は、みなさんが思っている以上にとても複雑で、いつまでも正解のない不思議なものだからです。
幼い頃に与えられる12色のクレヨンや色鉛筆だけが色ではありません。
赤も黄色も、沢山の赤があり、黄色があります。
青でも薄いものから濃いもの、中には深くて濁ったものや、鮮やかで透明感のあるものなど、1つ1つ特徴の違うものばかりです。
同じ色をいくつも作ろうと思うとそれはそれは大変なことなのです。どんなに原料となる分量が決まっていたとしても、恐らく目には見えないレベルかもしれませんが、どこかしら微妙に違ってきてしまう…これが色の奥深さなのです。
色はつくる人が違えば違うものができます。
色はつくる環境が違えば違うものが生まれます。
色は何に塗るかでも違ってきます。
そして
色は10人いれば10通りの色が生まれてしまいます。
恐ろしいことですが、これが色の実態です。
人間が色をつくるには限界があると私は思っています。
だから他人に100%を求めようと思ってもそれはとても難しいことです。ですが1%でも理想に近づけられるようにすることは可能です。そのために今では色見本というものが多数存在するようになりました(DICやPANTONEなどです)。
でも実際この色見本が存在しても、色は微妙にずれてきます。これが印刷の難しいところです。
昨日装丁や付録の三回目の色校正が終了しました。これで全て終了です。あとは本になるのを待つだけです。
今回は本当に大変でした。正直まだ終わった気がしていません。どこかドキドキしています。
色のひととして、色のスペシャリストとして、色を本にするというのはものすごい責任です。皆さんが私を信頼してくださるからこそ責任感が高まります。
でも印刷には限界があります。紙の質もあれば、作る人も毎回違います。どんなにこちらがこの色に!と思っても、その日の気温や湿度によってもインクの色は変わってくることでしょう。なのでこちらの妥協点も必ず必要です。
改めて色を印刷することの難しさを実感しました。
今回は特色を使ったりもしたので色々と大変でした。本の色付けは1枚に付けるだけはないから大変なんですね。左のページを変えたら右のページも色が一緒に変わってしまうのです。4枚が1セットになっているので、1つ動かせば他の部分にも影響が及ぼすというわけです。あとは印刷屋さんの腕に頼るしかありません。
私も最後の最後まで諦めずに編集者の方に意向を伝え続けました。お陰でだいぶ理想に近づけることが出来ました。
印刷所の方、そして私の拘りにお付き合いくださった編集者さん、デザイナーさん、本当にありがとうございました。そして遠くから応援してくださっている皆さんに心から感謝しています。
きっとここで努力したこと、最後の最後まで諦めなかった気持ちは、本を見て頂けたら伝わるのではないか?そう信じています。
ですがみなさんにも是非紙に出す色というのは100%ではない!ということをどこかで思っておいていただけたら幸いです。
きっとカーテンの色や壁の色などでサンプルと実際とで色が違った!などと経験はあると思います。でもこれは致し方ないことなのです。このことをどうか知っておいて頂けたら色屋としては大変有り難いです。
そして今日はもう1つお伝えしたいことがあります。
最近、色を仕事にする人が増えてきています。私のところにも色々と問い合わせがあります。
ですが色を仕事にする人が増えることに、私は少々疑問を感じます。なぜならば安易にできる仕事ではなく、とても難しい仕事だからです。
正直、なるための国家試験があるわけでもありません。だからこそ本物だと認める証がありません。検定を1級とっていようと、海外の資格を持っていようと、それはあくまでもスタートするためのチケットを手にしたというだけで、プロとして認められたわけではありません。
資格というのは、あくまできっかけであり、仕事をするためのツールでも何ものでもない、そう思います。ここからが勝負です。ここからがその人がその道のプロとして進んでいけるか、です。
私も山のように勉強してきました。色は勿論、スタイル、そしてイメージ、他にもインテリアやフード関連、心理関係などなど。ですがそれを掲げようとはこれっぽちも思いません。
本物になるためには資格だけではどうにもなりません。その人の努力と経験を土台に、認めてもらえるためのブランド力やちょっとした運やセンスも必要でしょう。お金では買えないありとあらゆるものが必要となってきます。
私は「色のひと」という商標登録をしています。
今ではこの肩書だけで色の仕事だけでなく、料理の仕事からインテリアの仕事まで頂いています。ここまでくるのにものすごい年月と努力をしてきました。
色のひとという肩書きはとても重たいです。「色屋としての責任を背負います!」と言っているようなものです。
でもそれだけ自信があります。色を見て、比較して、感じて、分析して、組み合わせる。こうした色を扱うことにプロとして自信を持っています。
みなさんにも是非色がとても難しいということを知ってもらいたいなって思います。
昨日も過去に色診断を7回も受けたことがある、という方が私のところに相談にやってきました。とても残念でした。弁護士バッチではありませんが、色バッチを作りたい、作らなくてはいけないのかな?そんな気持ちにさえもなりました。
ただ今できることは、バッチを作ることよりも、私を信頼して依頼してくださったお客さまからのお仕事を立派に成し遂げる、当たり前のことですが、これがやはり大事なのかなって思います。
今、色のことを勉強している方がいたら、是非、色を仕事にしようなんて最初から思うことをお休みしましょう。
色は仕事にするものではなく、本来なら生活を豊かにする、潤いのあるものにするための道具だからです。色の大切さを心底知ったら、まずはそれを存分にあなた自身が味わうことから始めることです。自分自身が存分に遊べるようになって始めて分析する権利が与えられると思います。
ただ、分析する、組み合わせる力というのは、並大抵のことではありません。何度も言いますが、スクールに通ったから、資格をとったからできるものではありません。その人のセンスもありますし、その人の努力も欠かせません。
色というのは人を「+」にもしてくれるし時には「−」にもしてしまう”天国と地獄”の両面を持つものだということを、しっかり心得ていただけたら嬉しいです。
ということでなんだか熱く語ってしまいましたが、色ってほ〜んと難しい!!!
昨日までの色校正で頭をフルフルに使ったせいか、今日はお昼まで寝てしまいました。よっぽど頭を駆使していたんだと思います。
ちなみによっぽど色を見たくなかったせいか、今日は1日ブラックマンでした(笑)。
装丁の色はこの春のトレンドをしっかり読み、さらにはいままでにない色合わせを実現しています。
手に取る時には、珍しい色みだけれどどこかで見たことがあるような?そんな気分になるかと思います。理由は見たらきっとわかります。
楽しみにしていてくださいね!

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夢を叶えるために

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いま、本の装丁と付録の最終色校正で出張先から東京に向かっています。終了後はまた地方に戻ります。
あと数日で全て完了すると思うと今からドキドキです。
一冊目のあのときと同じ、背筋がすっと伸びる緊張感が漂います。
ちょっぴり大袈裟ではありますが、最後の最後まで、納得のいくものになるまで、とにかく諦めないで行動すること…これ、私が仕事で大事にしていることです。
一昨日のセミナー準備の際もそうでした。
「色」を正しく知ってもらいたい…
そう願うからこそ、たとえ限られた時間やスペースの中であっても、最大限に語りたい、伝えたい、そう思っております。
そのために、
どうすべきか?
何をすべきか?
一生懸命考えます。
色のひと(R)の色話を沢山の人に聞いてもらいたい…この夢、つまりこの偉大なる目的が、ずっと昔から私にはあります。
今はただ、目的達成のためにステップを踏んでいく。目的達成のために、小さな目標をいくつか定め、ひとつひとつ無理ない程度にこなしていく、これに日々力を注いでいます。
こんな私をよく知る友人、アンソニー・ロビンズ「直伝」トレーナーである池田貴将さんが、先日こんな素晴らしいお言葉を贈ってくださいました。
『七江さんは「色のひと」ですが、「信念のひと」と強く感じています』
『七江さんが凛としているのは、信念にもとづいた生き方をされているからだと感じるんです』
『七江さんとのトークはとてもたのしい未来記憶です♪』
…と。
嬉しすぎます。
常にブレ無い硬い信念をお持ちの池田さんにこんな御言葉をいただけるなんて本当に光栄でした。
(池田さん、素敵なお言葉を有難うございます!大事にさせて頂きます)
池田さんこそ、目標と目的がしっかりされている方です。
出会った時から尊敬している大好きな友人です。
すでにお手元にあります!という方もきっといらっしゃるかと思いますが、池田さんの初著書「未来記憶(サンマーク出版)」はまさしく目標達成の話しがギッシリ書かれています。
それだけではありません。この1冊の本から池田さんのこれまでの深い思いがしっかり伝わってきます。大変素晴らしい本です。
また、中身はもちろんのこと、装丁の色に注目です(色のひと(R)なんで、ここはお約束ね!)。
男女ともに愛される私の大好きなティファニーブルーを使用されています。白い帯に包まれたこの本は、まるでティファニーの箱に真っ白なリボンがかけらているかのようです。
『箱の中は何が入っているのかな?』
『一体どんな夢が託されているのかしら?』
こんな風に私たちに夢や希望を与えてくれる魔法の宝本です。
ぜひ皆様にも手にして頂きたい、心からそう思います。
私もいつかこのティファニーブルーを装丁に使った本を出版したいです。この夢、いつか叶うかな・・・。

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トレンドセミナーを終えて

昨日は都内でトレンドカラー&スタイルセミナーを開催してきました。
このセミナーも今ではすっかりラスタの恒例行事となりました。これも皆さんが応援してくださるお陰です。心から感謝申し上げます。
『オーラとはこういうことか……』
会場にお集まり頂いた皆さんのキラキラした姿を目にし、改めて個人個人の輝きに気づかされた気がします。そしてこの輝きのお手伝いをほんの少しでもさせて頂けてることに大変嬉しく思いました。そんなキラキラリズムな女性たちを前にわたくし七江は90分間話続けました。
初めての方にはちょっぴり難しかったかもしれませんが、このセミナー、実はとっても奥が深いんです。ファッションだけでなく、食やインテリアの視点からも広くトレンドを読み伝える色のひと(R)ならではの話が満載!
受けて頂くとわかりますが、「よくわからないけどもっと頑張ってみよう!」とモチベーションが上がります。また、「おしゃれをするってこんなに楽しんだ!」「もっと街に出てみよう!」とトレンドを自ら出向いて体感したくなります。
更に継続して受けて頂くと、自分色の取り入れ方、トレンドの理解の仕方、次何を買えば良いのか、色んなことがわかるようになってきます。実際継続して受けられている方は、以前よりも生活がカラフルに色付いてきたり、TPOに合わせた色の取り入れ方を体感できるようになってきたりしているのではないでしょうか。
七江のオリジナリティ溢れたこちらのセミナー、次回開催は秋になります。年に二回の開催ではありますが、ご興味のある方はぜひ次の機会にいらして頂けたら幸いです。
さてさて今日はまだまだお仕事です。
見ているだけで女子力がUPしそうなローズヒップティと共に頑張りたいと思います。

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賞味期限

おはようございます。
電車の中から書いています。
二月は私にとって一年で最も忙しい月かもしれまん。一日一日がとても大事で、頭の中はすでにフルーツミックス味のヨーグルト。
一度に色んなテイストが味わえるのは嬉しいけれど、今はしっかり分けたい時。
昨日は久しぶりの自分日。
まずはネイルをつけ、モチベーションを上げました。そして青山の本屋さんで10冊ほど大人買い。一冊は経理本、一冊はタニタ食堂。七冊はピピっときたお気に入りの本。ビジネス書から小説までいろいろ。最後の一冊は友人へのプレゼント。装丁から中身まで今の彼女にぴったりだな、と思ったので…
お気に入りのスタバに入り軽くランチを済ませ、、そこからは大事な社長時間のスタートです。
やっと確保できた~!
集中力の続く限り、ミックスされたフルーツをひとつひとつお皿に並べ直していきました。途中読書をしたりしながらも、なんとかヨーグルトとフルーツとを綺麗に分け終えることができました。
頭の中はクローゼットや冷蔵庫と同じ。
そして、定期的に整理整頓が不可欠ですね。
そうそう先日お食事した男友達にこんなこと言われました。
「女性は賞味期限を見るの苦手だよね」
確かに…
これ、食材はもちろん、お洋服や靴なんかもそうかもしれませんね。シンプルに考えれば、頭の整理も全く同じかもしれません。
今月は末までノンストップです。
TSUTAYAのDVDも未開封のまま…
でも、適度な自分時間を確保しながら、いまをしっかり乗り越えたいと思います。
みなさんからのエールの御言葉。中にはスケジュールを調整してくださった方まで。
お客様あっての私です。
心より感謝申し上げます。
ただ、、
どんなに忙しくても…自分の賞味期限だけはしっかりチェックしないといけませんね!(笑)
最近有酸素運動が全く出来ていないので身体が重たいです。加えて「24」な日もあるので肌の調子も今ひとつ(ジャック・バウワーって凄いね!)。
でも今はそんな自分もしっかり受け入れて、資生堂さんのコラーゲンドリンクにお世話になりながら頑張ってます!だから元気ですので心配なさらないでくださいね。
なんせ私には、困った時に手をさしのべてくれる大事な仲間や遠くから応援してくれている皆さんがいるから、だから大丈夫。
今はただ、皆さんに恩返しできるような素敵な本を作ることに命をかけています!(大袈裟かな?笑)Amazonでの予約も頂いているようで、本当に嬉しいです。ありがとう。。
あと三週間ほどですね。最後まで頑張るぞ〜♪
今晩は電話会議に念校です。
長い一日になりそうですが、頑張りたいと思います。
とにかく、楽しく、ね!
FUN、FUN、FUN〜♪