コロナ
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【食(しょく)×色(しょく)】

原宿界隈では今年、相次いでメキシカンショップがオープンして話題を呼んでいますね。メキシカン好きには嬉しい限りです。タコスで有名な“タコベル”やブリトーの専門店、さらにはメキシカン×ハワイアンという異色のコラボの“アロハアミーゴ”など、解放的なラテンムーブメントの到来は非常に気になるところです。

洋服やスイーツなど、ありとあらゆる分野で新しい文化が根付きやすい原宿。トレンドの発祥の地となることも多く、原宿での出店を望む店舗も多いでしょう。

メキシカンと言えば、タコスやブリトー、ナチョスなどがパッと目に浮かびますが、ライムの入ったコロナビールも有名ですよね。瓶のまま飲むスタイルは、どこかオシャレで絵になるものです。

ビールを飲まない人にはわからないかもしれませんが、コロナビールはすっきりしていて癖がなく、とても飲みやすいんです。どんな料理にも合うしフルーティーなイメージの強いのも特徴です。

メキシカンの店でなくてもコロナを取り扱う店は増えています。ですが、フランス料理をワインで、中華料理を紹興酒で、日本料理を日本酒で頂くように、その国の料理をその国のお酒と一緒に頂くというのは、やはり一番合っているように思います。もちろんビールは苦手でどんな時でもワイン!という方もいらっしゃるかもしれませんが、料理と地酒とのコラボレーションは、味わえば味わうほど五感を研ぎ澄ませることができる最高の贅沢ではないでしょうか。

私は当初お酒が全く飲めませんでした。ですが料理を学び、また世界中の食(色)を味わうためにいろんな国を旅し続けることで、その国の色を知るには、その国の食文化に触れることが最もリアルでわかりやすいとわかりました。

ファッションを学ぶのに料理を味わう。なんだか全く接点がないように感じるかもしれませんが、五感を感じるということは、こういうことです。目でみるのではなく、舌で味わったり、鼻で感じたり。

先日、アメリカに出張に行った際、地元のメキシカン料理店に仲間と行きました。その時は既に2軒目だったので、おつまみにはナチョスだけでしたが、お酒はやっぱりコロナ(最初は軽めのライト!)をオーダーしました。メキシカンはお皿がカラフルなことが多いのも特徴です。もちろん店の雰囲気にもよりますが、しっぽり頂くというより、家族や仲間と今日もお疲れ様!乾杯!と明るく笑顔で会話しながら頂くイメージがあります。

それもそのはず。メキシカン料理に使われている色は家族団欒を応援してくれるオレンジ系の色みが実に多いんです。チェダーチーズだったり、ナチョスの色だったり、ソースの色だったりと、オレンジやオレンジを暗くしていったブラウン系の色が多く使われています。コロナはオレンジというより黄色ですが、ライティングの下で頂く時は、どこかオレンジがかっています。

お料理との相性も抜群!メキシカンとコロナは実に仲良しというわけです。

「夏の思い出まだ作っていなーい!」なんて人は、ちょっぴりホット味のメキシカン料理とコロナで解放的な夏を味わってみては?

 

メキシカンブームの今後が楽しみです!

 


nanae

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