img_4418
0

夢中になれる幸せの裏に、必ずいる小さな存在

みなさん、おはようございます。

我が家の周りはとっても静かです。

このしずけさの中でキッチンから聞こえてくるケトルの音。カタカタとお湯の沸く音が鳴るまでしずかに耳をすませながらブログを書くスタイルは私の昔からの定番です。でもこの作業すら昨年はほとんど出来なかったので、新しい年がスタートしてからすぐに、こうして出来ていることがとても嬉しいし、幸せだなって思います。

ドリップコーヒーも淹れたところで、今朝は今考えていることをシェアしたいと思います。

プライベートでも、ビジネスでも、ちょっとした目標なりビジョンを持つことが大切です。プライベートの場合は、よくあるのがダイエット。何キロ痩せる!とか、いついつまでに体脂肪を何%落とす〜!なんていう話は、みなさん一度は考えたことがあるかもしれませんね。私も若い頃は何度考えたことか(笑)スポーツだったら毎週5㌔走る。ひと駅分歩いて通勤する。今年こそジムに通うぞ〜!とかね!

年の始めは何かと目標を定めるのが行事みたいになっていますよね。私はいつかトライアスロンに出てみたいので、そのためにまずできることを無理のないペースでチャレンジ中ですが、今年はとにかく泳げないを泳げるようにしたいので、スイミングに力をいれようと思っています。ランニングも、10㌔の壁は超えられたので、次は21㌔の壁を超えられるように、走る機会をできるだけ増やして、習慣化させていけたらなって思っています。

またビジネスにおいては、プライベート以上にビジョンを明確にすることは大切ですよね。

私も常に初心にかえって考えますが、自分が何をどうしていきたいのか、またそのために何を準備し、何から始めていけばよいのか、足りないものは何か、何があればもっと効率よくできるのか、などなど、考えるネタは尽きません。ですが一番大事にしていること。それは、与える側も、受ける側もどちらも幸せに感じられるか、です。

自分だけが楽しくても嬉しくありませんよね。たとえば、私のコンサルを受けに来てくださる方が、「今日はありがとうございました!」と笑顔で帰ってくださると、私はこの仕事をしてきて本当に良かったって心から思えますし、また明日から頑張ろう!って自分自身の励みにもなります。自分が手がけた店舗の売り上げが、以前よりもよくなり、クライアントから「七江さん、お陰さまで売上が倍以上にのびています!ありがとうございます!」って言っていただけたら、これまた幸せな気持ちになります。

みなさんも、ここで日々の生活を思い返してみてください。

自分が誰よりも努力して頑張ってきている方、きっとたくさんいらっしゃると思います。ですがその頑張りや努力には、それをさせてもらえる環境があったからなんですよね。やりたくてもやれる場所がなくてウズウズしている人が多い中、どんなことでも頑張れる環境が与えられたということは素晴らしいこと。やれることができたこと自体に感謝しなくてはなりません。

そしてもうひとつ、絶対に忘れてはいけないことがあります。

決して大きくはなくても、身近で小さく支えてくれた、気にかけてくれた友人や同僚、恋人、家族といった存在を。

大きなビジョンを立ててしまうと、目の前にある小さなものが薄っすらとしか見えなくなってしまいがちです。遠く見える大きなビジョンに向かって進むことは、とても素晴らしいことです。夢があって、ワクワクします。ですが人がここで見落としてしまいがちなのが、ただただ、見守ってくれている存在です。

時々声をかけてくれたり、元気?ってLINEやメッセージをくれたりする存在かもしれません。家に帰ると近寄ってくる愛犬の存在かもしれない、朝すれ違う近所の人かもしれない。もしくは、毎日、おはよう!おやすみ!という言葉をかけてくれる存在かもしれない。経営者の人であれば、社員の存在は最も大きいですよね。

何かに夢中になるのも大切なことです。夢中になっていると、こうした周りからの何気ない普通の言葉が、ちょっと面倒になったりするタイミングも、もしかしたらあるかもしれません。

ですが、夢中になれていることを決して当たり前だと思ってはいけません。夢中になれるまでの過程に、どれくらいの細やかなものが自分にあったかをつい忘れてしまいがちなのです。

人は夢中になっていると、大抵周りは見えません。恋は盲目という言葉があるように、恋をしていると周りからの言葉が全く入ってこないというのとよく似ています。

失ってから気づくというのだけは、決してならないように。

もらうばかりではなく、自分からも与えること。それは目に見えるものだけとは限りません。小さなことば、「ありがとう」「感謝してる」と言った言葉は、もらって嬉しくない人などいません。思っていても口に出せないという人は、文字にして送ってもいいと思います。でもできることなら、顔を見て、直接「いつもありがとう」って伝えられるといいですね。無愛想でもいいんです。照れくさくてもなんでも目の前で伝えることってやっぱり大事。

もらった側はもちろん嬉しいですが、発した自分が一番幸せだということに、気付けることでしょう。

ほんと、些細なことかもしれませんが、人ってこうした小さなことに支えられて生きているんですよね。自分が今ワクワクしているとしたら、その裏には必ずといっていいほど、支えてくれている存在がいるということを是非今年は意識してみてください。きっとこれだけで、心が豊かになって澄んだ気持ちになれると思います。

今日は色について直接お話しができませんでしたが、「色」も人と同じなんです。人がいれば温もりがあるように、素敵な「色」に囲まれていたら、なんだか穏やかになれませんか?

日々周りの人、特に自分を特別に気にかけてくれる人には感謝したいものです。

 


nanae

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です